某アパレル企業に勤務していました。 ①個人予算があるということは店舗勤務でしょうか。結論から言いますと自腹購入はありませんし強要もされません。逆にそれをされると来年の予算組みが面倒なので嫌われます。会社(企画部)としては販売スタッフは100%の力でやってる前提で、なぜ予算割したのかなぜこの地域では売れたのかを分析していくわけです。規模にもよりますが個人予算2千万クラスの店舗で月数万の自腹購入なぞ意味をもちません。予算達成まであと10万とかでも月末架空売り上げ翌月返金という体にして黒にします。普通自腹はないですよ。 ②そこのメーカーさんの商品でも、担当ブランド以外や前期物であれば買うべきではあります。が、ほぼ原価で買えるはずですので負担になるほどではないと思われます。 就職は一生の問題でもありますので多少厳しいことをいいますと、百貨店に卸しているメーカー以外なら少し考えたほうがいいかも知れません。いわゆる量販店、ロードサイドショップの前途は明るいとは思えませんし、そのキャリアはスーツ業界ではあまり意味をもちません。キツいノルマを課して親戚縁者を食いつぶすと言うのは保険業者の十八番でしたが昨今は三流紳士服メーカーでも見受けられます。もし自腹や強制購入を勧めるような企業ならばお断りしたほうがいいかもしれません。
①多少の温度差はあるかと思いますが、店舗内の販売要員を仰せつかる限り、「目標額」も「社員購入ノルマ」も必ずあると思ってください。 ②内定段階からそういう要請があるわけです。社員購入枠は衣料品業界全般に慣習化されており、「いまは用が足りている」個人事情は全然言い訳にならないのです。 ただし、「内定と引き換えに」と露骨に申し渡しているのではない以上、質問者さんにも駆け引きの余地はあります。「どうせなら、配属された店舗で自分のノルマと引き換えに」が言えるかどうか、その雰囲気に照らしてお決めになってはいかがでしょう・・・ …ご健闘を★
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