解決済み
・中高年の『部長ならできます』という笑い話 →昔からあるような企業は入社さえしてしまえば、あまり能力がなくても課長、部長とあがっていけるものでした。それは高度成長期でどんどん人を増やしたり、組織を増やしている時代で、年功序列だったから。(全部そういうわけじゃないですけど、そういう人もいますということ) で、そういう人が今の不景気でリストラにあったとして、転職しようとしたとします。「あなたは何ができますか?」と聞かれて、特段のスキルがないので、「部長ならできます」と。それは、実は部長ができるとは言わないんです。おかざりとして置かれていただけなので、マネジメントのスキルなんてないんです。 本来なら、どういうマネジメントができるのか、どういう工夫をしたマネジメントができるのか、というのがその人のスキルになるわけですが、「そんなスキルはないですが、部長の椅子に座るだけならできます」っていうことを自らアピールしてるってことです。 無能なことを宣言しているから、笑い話ということです。 ・、『マネジメント経験は必須』という求人の要求 →大きなチームを率いる人を募集するときに、こういう要求が出てきます。課長、部長でなくても、プロジェクトマネージャだったり、他でもマネジメントの経験はできるものです。で、必要なのはその経験だけじゃなくて、他のスキルも要求しているのです。コミュニケーション力で問題を迅速に解決するのが得意とか、そういうことです。だから、ただの部長じゃだめってことです。要求は満たしてますけど、「で、それ以外に何ができるの?」ってことです。 ※「年収300万円時代を生き抜く経済学」(森永卓郎)って本の最後の方に、「部長~」の話が出てます。
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