人材派遣会社の利益についてなんですが、 下記の内訳にある３割の利益の内の営業利益 というものを除いた２８・５％で会社…

Question

人材派遣会社の利益についてなんですが、
下記の内訳にある３割の利益の内の営業利益
というものを除いた２８・５％で会社を維持運営し、残りの営業利益１・５％を貯めたりして、
事業の拡大に利用するのですか？

毎月の収支で、
営業利益以外の利益がプラマイゼロ分になり、
営業利益というものがプラスになる分ですか？

http://www.jassa.jp/employee/explanation.html

Answer 1

そのサイトをご覧になったのならお分かりかと思いますが２８.５％のうちの１０.６％は会社の維持管理に関係ない税金に近い性質のもので、会社の手間に使うことができません。（払わないと存続できないとい意味では維持管理かもしれませんが…）

営業利益というものが出ると、そこには税金がかかります。
法人にかかる税金は、国に払う税金と地方（都道府県・市区町村）に払う税金があります。合計すると税率は40％を超えます。
会社には税法上経費と認められない支出もありますから、純利益で自由にできる費用はほぼありません。
（単純な計算上では派遣料の0.9％以下の純利益となります）
どこかの派遣先が派遣料も払わぬまま倒産したような場合の引当金に回したいでしょうから、貯めても事業拡大に使う…という状況でもありません。
ただ、事業が「派遣」という性質上、物の製造や販売と違って仕入れにお金がかかるとか、仕入れたものが売れなかったり損耗することがないので、その部分のリスクがなく、事業の拡大や縮小は他の業種よりは柔軟にできます。