Microsoft社のAccessというソフトのニーズについての質問です。

Question

Microsoft社のAccessというソフトのニーズについての質問です。インストラクターです。
アクセスを教えていますが、実際の利用率というか、会社におけるニーズ どこの企業が採用しているかなどの情報を頂けると助かります。
アクセスを勉強する意義というか 勉強を活かせる、といった事を明確にできるようなデータがあれば嬉しいのですが。

Answer 1

某大手企業の社内SEを担当していました。
昔は汎用機からの出力結果で作業を進めていましたが、それでは設備や商品の変更毎にシステムの修正が必要な為、時間と費用が掛かりました。
汎用機のデータをサーバ化する事でクライアントが自由にデータを取り出せるようになるとAccessやExcelをユーザーが利用し始めるようになりました。
しかし、時期尚早だったようでデータの信憑性、応答速度は汎用機がまだ勝っていました。
現在はPCのハードの発展や信憑性も増し、スピードも汎用機より速い事からAccessやExcelにてデータの抽出が行われるようになっています。

Accessというソフトのニーズですが、昔はExcelが約6万件しか扱えない事や列の制約からAccessを利用したユーザーも
現在は修繕されExcelへ移行しているのが現状です。

また、スタンドアロンで動くシステムもAccessよりVBで作る事が多いです。
（それは、AceessVBAが「くせが強い」という特性上にあります。）

立ち上がりが遅く（Excel、VBと比べて）、メンテナンスのしにくい（VBA）Aceessというソフトを今後どのようなシーンで使うのか、自分もAceessが好きなので行く末が心配です。

Answer 2

ニーズはあります。

当社の場合、全国に支店、事業所があるので、全社向けのシステムでは
使用することはありませんが、支店支社規模でデータを共有するなどケースで
利用しているところはあります。
また、昔からのAccessユーザーから見ると、データの加工では手放せない
ようで、ODBCで基幹システムに接続して、BIツールのような使い方をしている
こともあります。
PC単体では、Excelの方が使い勝手が良いこともあり、利用者も限られますが、
少人数でのデータの共有（更新も互いに行う）などでは威力のあるツールだと
思います。

Access には入力フォームや帳票を設計する機能がありますが、クエリのみの
操作が苦手という人には喜ばれるため、そういった設計スキルが覚えられる勉強
が出来れば、教えてもらいたいという人は、まだ多いのではないでしょうか。