夫が会社を辞めたいと言い出しました。 結婚して今の住まいに引っ越してきた時に転職し、２年程働いておりました。 会…

Question

夫が会社を辞めたいと言い出しました。

結婚して今の住まいに引っ越してきた時に転職し、２年程働いておりました。
会社は下請け会社で、別の会社の中に入って働く形態だったのですが、その会社から撤退する事になり、異動となりました。

元から社会保険・雇用保険もない会社で、正社員とは名ばかりでアルバイトのような待遇でした。
給料に関しても、総額で50万未払い分があります。
未払い給料の申請を何度もしていますが、今日に至るまで支払いがありません。

休みは毎週日曜日と、祝日がある場合は振替で休みになります。
ですが今回、祝日の振替をいつにするか相談したらしいのですが、先月までいた下請け先で長期のお盆休みがあった為、今回の祝日は出勤してもらうと言われてそうです。

前置きが長く、まとまりのない文になってしまいましたが質問したいのは、

①先月会社の指示で長期のお盆休みを取ったので、今月の祝日は休めないというのは正論なんでしょうか？

②残業代が一切つきません。残業代がつかない代わりに、基本給を高くしていて全て込みにしてあると言われました。
残業代が支払われないので今後残業はしない伝えたのですが、それでは困ると言われました。
この場合、仕事が終わってなくても定時で帰宅しても構わないのでしょうか？
ちなみに尋常じゃない仕事量で、他の社員は全員残業しています。

③今まで有給を申請しても、家の会社は有休がないと言われてきました。
労働基準局に確認したのですが、有休がない会社はないと言われたので、今までの分が10日間あるので消化して辞めたいです。
9月いっぱいまで働き、10月に10日間有休を消化する事は可能でしょうか？

④有休の申請用紙を自分で作成し、直接提出しようと思っていますが内容証明の方が良いでしょうか？

沢山質問があり、申し訳ありませんがどうぞ宜しくお願い致します。

Answer 1

①正論では無く屁理屈、盆休みは盆休み、今月の祝日は今月の祝日、常識です。
②残業代が一切つかない⇒労働基準法違反
③有休がない⇒労働基準法違反
④内容証明などまどろっこしいです、労働基準監督署に相談した事があるなら申し立てをする事をおすすめします。
労働基準監督署の労働基準監督官は、労働基準法等の法違反があるかどうかを調べるために事業所への立ち入り調査（臨検）をする権限が与えられています。この臨検の結果法違反などの問題があった場合には是正勧告書を交付され、指定された期日までに是正するよう勧告されます。50万も未払いの給与があるのに容赦することはありません。

Answer 2

①会社の年間休日は決まっていますので、カレンダー変更されていれば、合法です。が、定休以上に休ませても構いませんので、会社によっては特別休暇扱いとするところもあります。
②残業代未払いは労働基準法違反です。みなしとして給与に含むなら、何時間相当でいくらが手当かを明示する必要があり、これを超えた分も残業代として支払う義務があります。
労働記録と給与明細を持って、労働基準監督署に相談すれば、査察がはいり、指導の対象となります。
③年休は労働基準法で定められた権利で、入社6ヶ月後に10日、以降1年に1日または2日付加されます。ただし、有効期限があり、2年で消滅します。
④申請は会社書式があればその書式で、なければ口頭でも構いませんが、このケースは書面のほうが良いと思います。また、退職時には、余りの年休を使用することは法でも認められています。