解決済み
消防職員です。消防組織において、救急救命士は単なる資格の一つにしかすぎませんからね。大型免許や危険物取扱いと同様です。 消防職員として採用されて階級章を胸につけて仕事する限り、メインの仕事は『火を消して火を防ぐこと』だと思います。 最初の何年かはポンプ車やタンク車乗るのは、その為であり、一人前に火消しができてこそ『消防救急隊員』だと思います。 確かに力仕事などは女性に不利かもですが、機械器具や消防地水利に精通することには男女関係なんてありません。その時の自分にできることを頑張ってみればいいかと。 何と言っても消防活動はチームであり助け合いです。パワーがなければ必ず助け合います。 ちなみに私は人口50万人程度の消防本部で働いており救急係配属で、救命士希望を伝えてます。 一日あたり10件ぐらい出動があるなかで、毎日のように消防訓練やってます。救急服の上から防火服を着て呼吸器背負ってホース伸ばして、、。途中で救急出動指令があれば急いで装備を脱いで汗だくのまま救急車に乗ってます(笑) また火災原因調査とかもやったり非番で立ち入り検査行ったりで、救急隊員というよりは消防職員を全うしてます(笑) 頑張って採用試験に合格して、何でもできる救命士になってくださいね。
質問者様の求めている回答と内容が違ってはいますが、少しその業界を知っている者の一人として、厳しい意見ですが書かせていただきました。 救命士枠で入って救急隊からスタートしたいならば、政令指定都市並みの規模の大きい消防局や消防本部なら、そのような事が可能かもしれませんが、大概の消防局・消防本部は、消防隊として、もしくは消防隊と救急隊の兼務でのスタートが多いと思いますよ。 女子はポンプ隊で邪魔になる、ふ~ん、脳みそまで筋肉の体力だけが取得の消防士が言いそうなことですね。 男子並みの体力はなくとも、管内の地理を隅々まで把握していたり、備品の管理だったり、立ち入り検査だったり、PA出動時のGUMBA聴取、救急隊の支援活動、報告書の作成など、性別ではなくその人自身の能力がモノをいう業務も数多くあるはずですよ。 規模が大きな消防局などでは最初から救急隊専従ということも有り得るでしょうが、この業界も人手不足であることに変わりはありません。救命士の資格を持っているから救急さえやっていればいいという感じの人も多いような気がしますが、それは迷惑です。 救急出動は件数が多い分、気持ちがそちらに傾くのは仕方ないことですが、たとえ救命士の有資格者であっても消防隊・救助隊の現場経験がないと、消防隊や救助隊との連携をやっていく上で、意思の疎通に支障をきたし、良い現場活動は出来ません。 また、消防局・消防本部の規模が小さければ、普段は救急隊でもいざ火災や救助があれば、消防隊・救助隊として活動するところもたくさんあります。 だから、消防学校で一通りの基本技術を叩き込むのです。勘違いして欲しくないのは、消防学校は、素人を消防士のスタートラインに立たせるための教育機関であって、一人前の消防士となるには、そこから配属先で血の滲むような努力を何年も続けて初めて一人前の消防士と認めてもらえるのです。
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