解決済み
退職した会社から寮の修繕費を請求されました。私は会社の寮に住んでいたのですが、そこで火災をおこしました。会社に連絡したところ、会社で加入している火災保険を申請すると言われました。 その後、会社から火災保険はおりると連絡を受けましたが、全額ではなく最大50万ほどは負担してもらうかもしれないと言われました。 私は保険がおりたのに差額が発生するのは、保険会社が火災が原因の修繕と認めなかった部分が修繕見積もり内にあったからではないのか、私は正当に保険がおりた以上その差額を払うつもりはないと伝えました。 そして先ほど会社から連絡があり、値引き交渉をした(これが意味が分からないのですが)が20万円は払ってくれと言われました。しかし、それもおかしいと言ったところ、会社はそれならば裁判をする的な口ぶりでした。 このまま裁判に持ち込んだ場合、私の主張は認められるのでしょうか。なにぶん裁判などしたことがないので。 もしくは裁判となりますと費用がかかるので、むしろ20万円で妥協すべきなのでしょうか。 皆さんのご意見をいただきたく、よろしくお願いします。
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この手のお話は、誤解から お互いの疑心をあおる事が良くあります 会社の言い分は正当である可能性が高いです。 では確認しましょう まずは、質問者さんの失火により火災が発生した この場合、質問者さんは二通りの責任追及がされます。 1.刑法的なもの これは、失火法により、故意または重過失以外は責任を追及されません。 2.民法 施設を利用している以上は、原状回復して会社へ返還する義務があります。 ここで、質問者さんに、民事的な賠償責任が発生します。 ただし、会社は保険に入っており、その保険である程度カバーできた為 その差額を請求する。 これも間違いではありません。 ですが、なぜ差額が発生するのでしょうか? それは火災保険の基本的な契約が建物を建てたときの時価で 保障されるのではないためです。 建替特約とか、新価特約付きは、新しく建物を調達した場合の保険が降りますが 通常の場合は、 ”建物は、年数がたつと価値がなくなるので、毎年その価値を減らす” のが 普通の火災保険です。 ですので、保険給付見積もりを保険会社が出しても、修理費用が出ないことは良くあります。 ではなぜ特約をつけないかといいますと、もともとサラリーマンなどの 普通の人が保険に入っていたのに、保険金を減らされて それでローンもまかなえず、前のローンと新しい家のローンと二つ発生することが 出てきたため、商売をするわけではないから、新しい家を調達する 必要な費用の保険特約という意味の特約ですので 会社が契約するような保険は、その特約は使えないのです。 (保険自由化のため、現在はそのような保険が有る可能性もあります) そして、もちろん、会社が建築会社に値引きを要求することは問題ありません。 正当な商行為です。 保険会社が認めた、修繕費以下になったとしても、その差額は企業努力の成果として認められます。 つまり(過程が多いですが) 1.会社は減価償却が反映される通常の普通火災保険に加入 2.建物を年単位で利用した為、建物の価値が下がっていた。 3.失火が起きて、保険会社の算定した保険給付金以上の費用が 原状回復には発生する。(建物の価値から、保険給付は算出) 4.質問者さんには原状回復義務があるため、原状回復に必要な 差額費用を質問者さんに請求。 以上の流れであるならば、質問者さんはどんな裁判を起こそうが必ず負けます。
会社が火災保険に入っていたことと貴方の出火責任は全く関係ありません。 過失によって火災を起こしたのですから全額負担させられても仕方のないことです。(人を引き殺しておいて、被害者は生命保険に入っていたので慰謝料・治療費は払わなくていいなんて理屈が通らないのと同じです。) 20万円で済んで良かったと思うべきです。裁判なんかやると修繕費用全額の負担となりますよ。
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