解決済み
労働組合について。 労働組合についてお聞きします。 そもそも労働組合とは企業にとってどのような働きがあるのでしょうか。 また労働組合が無い会社に就職することはあまりよくないのでしょうか。 無知なもので…。 わかる方がみえましたら教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。
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簡単にいいますと、会社と労働者は圧倒的に会社側のほうが力が強いです。 しかし労働基準法では、対等な立場で労働者は雇用主と雇用契約を結ばなければならないと規定しています。 これを履行するには、対等な立場で交渉する法的な縛りが必要です。しかし労働組合がなければ、法的に会社は労働者と交渉する義務はありませんから事実上労働条件が悪くても会社の一方的な条件を呑まなくなります。 労働組合があれば、憲法28条の労働基本権の一つ団体交渉権があります。団体交渉は正当な理由なく拒否できません! そこではじめて賃金や労働条件を話あいができ過半数を組織したら就業規則より効力の強い労働協約を締結できますし、毎年の昇給額も団体交渉で話あいができ会社の一方的な条件ではなく対等な立場で話あいで決めることができます。 労働者が納得いかなければ、これも労働基本権の一つ団体行動権といって、抗議行動したりストライキをすることもできます。労働組合がなくて団体行動権を使えば威力業務妨害や損害賠償で訴えられます!これらを労働組合の特権で民事免責と刑事免責といいます。 つまり労働組合によって、会社に労働法を守らせ、更に賃金など働きやすい生活向上を主に目的とする労働者が自主的につくる団体です。 労働組合がなければ、必然的に労働法は守られにくくブラック企業になりやすいということもできます。 最近は、企業に労働組合が無い労働者でも一人でも入れるユニオンといわれる個人加盟の労働組合があります。 代表的なのは、すき家サービス残業問題で活動している首都圏青年ユニオンなどがあります。ついでにYouTube動画もどうぞhttp://www.youtube.com/watch?v=e8RsAVviZms&sns=em もう一つ大阪でテレビでも取り上げられた地域労組おおさか青年部のYouTube動画もどうぞhttp://www.youtube.com/watch?v=uFRGwjlyOgY&sns=em
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労働組合兼従業員です。 労働組合は企業とは別に独立した監査役みたいなもので、一般従業員のグチの窓口と思って貰えれば良いです。 給料が安いだの、ボーナス上げろだの、駐車場を増やせだの、無金利ローンを提供したりもします。 労働条件などの不満を社長と直接交渉する請負人です。 他にも遊園地の割引券があったりと、内容は企業によって様々です。 例えば社長が、今年はボーナス無し!と言ったとしましょう。 当然平社員からは苦情が殺到し、社長に対して対等に文句を言ってくれます。 メリットはこうした交渉が平社員でもできると、格安チケット等が入手できる事です。 デメリットは、組合費が月々数千円規模で取られます。 労働組合自体がないと、こうした交渉は一切できません。 社長の一言で全て決まります。 文句があるならストを起こすか、辞めるしかないです。 余程の事がなければ労働組合は不要ですが、近年のリーマンショック時は重宝しました。
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労働組合の目的は、労働者の地位向上、労働条件を良くすることです。 弱い立場の労働者が対等に会社と交渉できるよう労働組合法で規定されています。 労働組合も、労働者のことばかり考えているのではありません。労使双方会社が良くなることを考えています。会社が良くなると、給与もよくなるので、会社も労働組合も喜ばしいことなのです。対立ばかりしているのではありません。 中小企業などで労働組合がないところは、使用者がワンマンでやりたい放題で労働者にしわ寄せがきているケースが多く見られます。 でも、最近の若者の労働組合離れがあるので、(ストやデモのイメージがあるのか)一概に労働組合がない会社がよくないとは言えませんが。一般的には、労働組合があるほうが労働者は安心かもしれませんね。
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