消防用資器材で空気呼吸器に使用するスチール製の空気ボンベとカーボンFRP製の空気ボンベの耐用年数の違いはあるのですか

Question

消防用資器材で空気呼吸器に使用するスチール製の空気ボンベとカーボンFRP製の空気ボンベの耐用年数の違いはあるのですか

Answer 1

お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。

空気呼吸器のうちスチール製のものは、まず間違いなく「一般継目なし容器」、FRP製のものは「一般複合容器」といいます。これらは、高圧ガス保安法の省令、容器保安規則に規定されています。
一般継目なし容器については５年ごと、一般複合容器については３年ごとに容器再検査を受け合格しなければ、その容器に高圧ガスを充てんできません（容器保安規則第２４条）。

使用年数についての規定は両方の容器ともに規定はありませんが、容器に充てんすることについて法規制である一般高圧ガス保安規則第６条第２項第２号リには「（前略）容器保安規則第２条第１１号に規定する一般複合容器であつて当該容器の刻印等に示された年月から１５年を経過したものには、高圧ガスを充てんしないこと。」とあり、容器を製造時に受けた容器検査年月から１５年を経過した容器には、あらたに高圧ガスを充てんできないことになっています。

以上のことから、一般継目なし容器（スチール容器）については、容器再検査に合格する限り半永久的に使用ができ、一般複合容器（FRP容器）については事実上１５年で使用ができなくなります。

Answer 2

知ってる範囲でお答え致しますが、両方とも耐久年数が15年のものしか知りません。