給料の税金

Question

給料の税金10万円/月給の正社員は、給料明細で
社会保険料（厚生年金+健康保険）、所得税が引かれるのは
当然ですか？

Answer 1

１０万円であれ、１００万円であれ、一般の企業に勤めていて給与天引きで社会保険料（厚生年金、健康保険、雇用保険等）、税金（所得税、地方税等）などをあらかじめ控除されるのは普通ですよ。
つまり給与明細ではあらかじめ引かれているということですね。
但し税金の対象となるのは、諸々の控除後の所得額であり、それに基づく税率と実際の税額は、給与により違います。
所得が低い場合は、税率も低くなります。
仮に給与が１００万円としますと、社会保険料＋税金で３０万円以上にもなったりします。

また所得に応じてですが、最終的に年末調整にて、税金が還付される場合が多いです。
（高額の給与の場合は逆に追徴される場合もあります）

ご相談の内容からしますと、正社員で勤務されるのは初めてでは無いかと思われます。
思った以上に控除が多く、実際の手取りが少ないので驚かれたのではないでしょうか。
一般的なアルバイトとは違って、正社員の場合は厚生年金、健康保険、雇用保険（失業保険）、場合によれば組合費（労働組合の会費のようなもの）等引かれるものも多いのですが、その分将来の補償、医療費支出の低減、立場の安定化につながっているとお考え下さい。

厚生年金は、使用者（あなた自身）と企業が半々で支払うルールです、つまりあなたが支払っているものの倍の支払いがされており、これが老後を支えることになるのです。国民年金では、個人が支払ったもののみが基準となります。
もちろん給与という形ではない、その他の福利厚生があったりする場合もあります。

そういったことが正社員の大きな魅力のひとつなのです。
逆に一般的なアルバイトでは、こういった補償は一切無い場合が多いのです。