解決済み
大学の図書館のこと大学図書館では司書専門派遣会社からの派遣職員の方がみえますが、メリットはあるのでしょうか。実務経験がないと取れないような難しい資格ではないですし、募集すると何人も応募者が殺到するようです。直接大学で雇った方が安くつきそうですが、確かに派遣の方の方が優秀な(何ヶ国語も話せるような)人が多いように感じました。東海三県で司書専門の派遣会社はありますか。 一応、何人かの方からご回答いただきましたが、その後も閲覧数が増えてきておりますので、他の方の意見等お聞きしたく思います。また、大学図書館で司書で働く方は、文学部の学芸員(文芸)レベルの方でしょうか。東海地方ですと愛知淑徳大学に図書館情報学科がありますが、短大レベルでも司書は所得できますが、語学力がかなりいりそうですが。
図書館で働く方は女性の方が多いので一般企業でもそうですが大学卒業2.3年後にこれから伸びるという時に結婚や出産で辞めていくケースがありますから直接雇用して育成するより即戦力になる方を派遣してもらった方がいいということなのでしょうか。 逆に大学が職員として雇うと専門職で歳が若くても立場上は派遣より上なので、キャリアウーマン的になり、晩婚・未婚になりがちということはありませんか?
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●メリット メリットはもちろんあります。 募集や採用にかかる手間もお金もいりませんし、研修する必要もありません。福利厚生や人事管理もしなくてOKです。企業にお金さえ払えば、そういった事を全て行ってくれます。企業と図書館の契約した業務を果たせないのであれば、図書館側は企業に改善を要求することもできます。 司書資格自体は誰でも取れます。だからこそ持っていても即戦力にならない可能性があります。将来の運営を担う正規職であれば金と時間と人をかけてまで育てる意味もありますが、非正規雇用にそこまでする必要を見いださないのは妥当な判断です。(もちろんデメリットもありますが。) ●派遣会社について 図書館業務を受注しているのは全国ネットの大手企業が多いです。図書館専門であればTRCや丸善・紀伊国屋・ナカバヤシなど本や図書館に関係する企業があります。特定の業務のみ請け負う事もあれば、全般を請け負う事もあります。地域性を問うのであれば、実際の募集を見て募集の多い企業を選ぶ方法もあります。(単に人の回転が速いだけの企業の可能性もあります。) 募集は、司書の採用掲示板「われわれの館」を見ると載っています。後はハローワークです。非常勤や嘱託だと他にもありますが、企業の派遣だとこの2つぐらいです。 ●大学図書館司書のレベル 質問者さんのおっしゃる「文学部の学芸員(文芸)レベル」というのがよく分かりません。 とりあえず、英語とパソコンが普通に使えれば、非正規雇用としてはOKです。派遣だと、未経験者可のところもありますね。経験者募集だと、大学図書館ならNACSISなどの専門システムの経験を求められたりします。 ~補足を受けて~ ●派遣について 大学には教授や助教授はたくさんいますが、事務職員の数自体は多くはありません。大学間の人事異動は原則は生じず、学内で回すことになります。大学全体の動きを理解させるために、通常の異動をさせられる事務職を正規雇用とする大学も少なくありません。この場合、そもそもの「司書」の選択肢が「大学が直接非正規雇用者を雇う」「企業と契約する」の2択なのです。もちろん、DBなど巨額の契約もありますから、図書館内に責任を取れる正規職がいないわけではありません。大きな大学や国公立、図書館に力を入れているところであれば、正規職の司書を新規採用もしています。 ●晩婚・未婚について 正規職の女性図書館司書の晩婚・未婚率は一般職に比べて高いと言われています。 ただ、質問者さんのおっしゃる理由が要因にあるかどうかは不明です。単純に周囲に女性が多く出会いがないだけなのか、足りないものを異性ではなく本で埋めてしまうのか、忙しいだけなのか。寡聞にして要因分析をした論文や統計を見たことがありません。
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