大手の会社の顧客対応窓口は、地方にあるものなんですか？

Question

大手の会社の顧客対応窓口は、地方にあるものなんですか？私の携帯電話の、明細は沖縄から送られてきます。

また、先日、北海道から、カードの手続きのことで電話がきました。

規模の大きい会社は、こういう窓口はだいたい遠くに作るんですか？

Answer 1

規模の大きい会社の顧客対応窓口のように、電話の回線や対応にあたるオペレーターが多い場合に、コールセンターと呼ばれる顧客対応専門の部門を置くようになりました。けれどもオペレーターは人数が多い割に収益に大きく貢献する部門ではないことや、受付時間の延長や対応の高度化、養成教育にかかる費用などの面で、正社員をその業務につけるのは難しくなっており、最近はコールセンターを専門に扱う業者にアウトソーシングするケースがほとんどです。

こういった、コールセンター業務を専門とする業者は、電話だけ通っていればどこにあっても業務ができるので、比較的低予算で広い場所が確保でき、人件費も安い地方にコールセンターを設ける傾向があります。北海道にコールセンターを置けば、交換機や多数のコンピュータを使うことで生じる高熱を冷やす冷房のための費用を軽減できるというメリットもあります。

明細の郵送についても事情はほぼ同じで、発送に伴う作業を外注しており、それを請け負った業者が沖縄にある、ということなのでしょう。

コールセンターにせよ、発送代行業者にせよ、沖縄・北海道はともに全国的に見て就職の厳しいところですから、地元の雇用を創り出す効果が期待できるため、自治体も積極的に誘致をすすめています。双方の利害が一致した、ということでしょうね。

Answer 2

事務センターは、別に地価や賃金の高い東京などの
大都市にある必要はないですので、地方においたり
委託することが多いようです。
シンガポールやカナダなど海外にある会社もあり、
フリーダイヤルで電話すると、日本人が日本語で
対応しているから日本国内にあるものと思いこんで
いますが、実は海外のオフィスだったり、ということも
ありますよ。
海外のほうが人件費も安いし、時差をうまく利用して
２４時間通話可能状態にしてあります。