解決済み
法律的にはいつ辞退しても大丈夫です。ただし、これには条件があります。質問者さんの言う「内定」が、会社側の一方的な内定通知である場合です。採用試験を受けて、会社から内定通知が届いた段階です。この場合は、会社とあなたの間に労働契約は成立していませんから、いつでも辞退することができます。 では、労働契約が成立している場合はどうなるのでしょう。「入社承諾書」などを提出し、会社に就職する意思を表示した場合です。このケースでも法律上はあなたが2週間前までに契約解除の意思表示をすれば契約は解約できます。すなわち、入社日の2週間前までに辞退を申し出れば大丈夫です。 まあ、実際には会社は、ある程度辞退が起こるという前提で採用活動をおこなっています。内定を辞退したからといって、キャンキャン言うことはないでしょう。希望の会社の内定が出たなら正直に内定辞退する理由を伝えて断ればいいんです。ただし、結果がわかり次第、先方に連絡を入れるのは社会人としてのマナーです。 ※内定取り消しができないと回答している方がいますが、それは会社側が内定を取り消すケースに限られます。この場合は、解雇の法理が働きますので、内定の取り消しは容易ではありませんが、労働者側から解約申し出をする場合は該当しません。
なるほど:3
法的には大いに問題ありです。 内定は「始期付き」で「解約権留保付き」の「労働契約」が成立したものというのが、最高裁の判例法理です。 が、労働者に解約の自由があり、入社してからでも、労働者から辞職意思表示をしたら14日経過したら退職になること(民法627条)との釣り合いから見ても、内定辞退はできないと不合理と考えられます。 信義則にあまりにも反する場合は除きます。 だから、民法からいけば解約(内定辞退)は可能ということになるのですが、信義則に反すると判断された場合は契約責任、不法行為責任を問われる可能性はあります。 難しく言いましたが、内定をもらってからの辞退は、労働契約を締結してからの解約になるため、「やっぱりやめます」「はい、そうですか」というわけにはいかないということです。 求人に応募するのは掛け持ちでもかまいませんが、内定は原則として複数もらうわけにはいきません。1社で内定をもらったら、あとは企業から内定の連絡をもらっても、そのときに辞退しなければなりません。 が、応募する側からすればそうもいってられないでしょう。内定をいくつかもらっていいところをよるということもしたいでしょう。 内定といえども労働契約は成立していることを念頭におき、頭を下げるしかないのではないでしょうか。 蛇足ですが、内定承諾書を提出して辞退すれば、信義則に反するといわれてもしかたがないと思います。 補足 噛み付かれたので補足します。 私はなにも内定辞退ができないと言っているわけではありません。 入社してからでも2週間前の予告で労働契約を解約できることとのつりあいから考えて、辞退できないわけがありません。 法的には労働契約が成立しているので頭を下げよと言っているだけです。 企業も、来る気のない者のためにいちいち訴えたりしませんよ。 信義則に反する場合には、企業が訴える余地がないこともない、というだけのことですが、文句は言われるでしょうが、損害が発生したとかのよほどのことがないと訴えないでしょう。面倒なだけで、メリットがありませんから。
なるほど:1
内定が出たら 内定承諾書というのを書かなければなりません。(転職でもあるかはわかりませんが・・・) それを書いて提出する=その会社で働きますって意味になります。 しかも内定承諾書には提出期限があります。 もし それ以外に働く上での契約書を書く場合も同じです。それを書いたのに 自分の事情で辞退したら契約違反になります。(ちょっと 大げさですが、新卒の内定取り消し騒ぎも同じでした) 本命の方の結果が遅いと悩みますよね。 このご時勢 難しいかも知れませんが B社の採用担当に内定が出て働くかどうかの返事をする際 別の会社(A社)も受けていてその返事が出るまで待って欲しいと説明するのが印象はいいです。 最悪無理ならA社に内定が出てから B社にお断りする方法ですね。 その場合は丁重にお断りすべきです。直接 会社へ行って謝るぐらいの誠意があればいいと思います。
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