日本で２０年以上いる台湾人ですが、このまま日本に帰化して方がいいでしょうか？

Question

日本で２０年以上いる台湾人ですが、このまま日本に帰化して方がいいでしょうか？１４才の時に家族の事情で日本で暮らすようになった台湾人です。１９才の時、華僑の学生という身分で台湾の大学に入学し、台湾で四年間暮らしました。
卒業後、かろうじて日本で就職ができたが、兵役の問題でずっと台湾に帰れなかった。そこから、職を転々と、事務職、翻訳、パソコン事務の仕事をやってきた。
そして、今は派遣でとある大手企業で電話オペレータの仕事をしています（なぜ外国人の私に派遣会社がこんな仕事を紹介するのかわからないが・・）。
中国人の名前で電話応対しているせいか（日本語多少つたないこともあり）、お客様からバカにされたり、怒られたりもしました。例えば「日本人に代われ！」、上司に「お宅の企業は外国人を雇うほどレベルが低下しているのか？」などと言われたりと、だいぶいやな思いをして来た。オペレータを５年間こなして来た今、ようやく外国人ゆえのトラブルも少なくなってきた。でもこれで反日感情がかなり心の中に植えつけられたようです。
４０過ぎになった今ようやく兵役の問題が解決され、帰れるようになりました。でも今度は、逆に使い慣れているはずの母国語、中国語を流暢に話せなくなったようです。台湾の銀行で振込みの手続きをしている時にはっきりと指摘された。「中国語片言ですね。日本人かと思いました」と受付の方に言われました。ショックもショック。
仕事以外というと、日本の女性と結婚しています。子供はいません。私はこのまま日本にとどまり、帰化すべきでしょうか？それとも台湾に帰って一からやり直すべきでしょうか？
誰かアドバイスをください。

補足

妻は定職についてます。仕事はやめたくないと言ってます。でもどうしても台湾に帰りたいなら、仕事をやめて台湾に一緒に行ってあげてもいいと言ってます（どこまで本気か分からないが）。一番のネックはやはり台湾での再就職です（日本と同じ就職難です）、就職できても給与も期待できないでしょうね。

Answer 1

帰化を考えるときに、大きな指針になるのは 自分がどの国で余生、たとえば 仕事を引退後、どこで 過ごしたいかと
いうことにつきると思います。現役年齢ならば、まあ この場合 ６０歳位まで？ で あれば 国籍なんて
あんまし、関係ないと思います。特に、あなたの場合、お子様が現在、いないわけですから、自分と奥様だけで
将来設計ができると思います。将来的に、子供を作るのであれば、どの国で育てたいか、年金問題とか医療とか
現実的な事柄を熟考して決断するのが一番だと思います。なんたら感情とか、あまり 精神的な事におもきを
おくと、あとで後悔するかもしれません。人間の考えはなにかのきっかけで大きく変化しますし、、まあこれは
国際情勢や国の行政システムとかいろんなことに言えますけど、、

いままで不都合がなかったのなら いまの まんまで いいかもねｗ

Answer 2

この短いスペースではあなたの生き方や考え方を理解することは難しいですが、しかし、日本人や台湾人など国籍や民族に関係無く、人生の中で選択を迫られる時が誰の人生にも何度かやって来ます。

文面から感じるのは、選択が必要な時、常に無難な選択肢（道）を選んでしまって来なかったでしょうか？
そして、あなたの中にある、能力や関心を育てて延ばす方法を、採ってこなかったようにも見えます。

例えば、兵役を避けたこと。翻訳ができるのにその力を使う仕事ではなく、事務職や派遣に頼ってきたこと。兵役の問題が解決され、帰れるようになり、現在再度悩んでいること。

兵役に行かないことは、私は１つの大切な選択肢だと思いますので、それは尊重します。しかし台湾で暂くの期間は暮らせないことがわかったのであれば、20歳代に、日本での生きるための能力やスキルを高める努力は、日本人以上に必要とされたはずです。

現在、兵役の問題が解決され、帰れることができるという事は、また１つの選択ができる時期に来ています。
しかし、あなたが本当に、自分で何をやりたい、どこでどの様に生きていきたいかを明確にしないと、あなたの人生は今後も人生の選択を、あなた自身に突きつけて来るでしょう。

つまり、台湾は馬英九政権になって三通が始まり、これから大陸とのビジネス交流が増えます。台湾企業はあなたに大陸へ移住して働いてくれというかもしれません。

台湾企業は、男性は夜遅くまで働く風潮が強いところもあり、労働時間は日本よりも厳しいかもしれません。
また中華圏は若い世代が選ばれる世界で、中年（40歳以上）がホワイトカラーの仕事を見つけるのは、日本よりも難しいと思います。

さらに、あなたが生きている時間の中で、台湾は、大陸と合併するか対立するかの、政治的な選択を迫られる時代が必ずやってきます。そのときあなたは、再度生きる場所を悩むかもしれません。大戦後に日本の犬が去り国民党の豚がやってきて（狗走猪来）、台湾文化が変わっていった記憶は、あなたのご両親の世代は持っているはずです。

中国で暮らし台湾や香港へも何度も仕事で行った私からみると、あなたが仕事や生活に関して、受け身（受動的）でいる限りは、（裕福な親戚が台湾にいるのでないかぎりは）台湾での生活は楽ではないというイメージを持っています。
むしろ何ができるか、どの土地でそれをやるのがあなたと奥様の生活にとってプラスになるのか、それを主体的に考えてみてはどうでしょうか。

如果是出於自己的興趣、就会拼命努力。 加油！

Answer 3

奥様は、何と言っておられますか？貴方が台湾に帰ることは、自由にすればいいですが、奥様がいるのですよ。台湾の言葉は、しゃべれますか？
その辺りも、相談して決めてください。

追伸。
補足読みました。あとは、日本に帰化した時と台湾に帰った時のメリットとデメリットを考えてください。当然、メリットの多い方を選択すれば、いいのですが。
私の意見は、日本に残られたほうが良いように思いますが。