解決済み
税理士試験の学習内容についての質問です。簿記論です。当期の割賦販売の原価率は67%、当期の割賦販売価格は一般販売価格に25%加算している。この場合の一般販売の原価率は0.67×1.25=0.8375のようですが、この理屈が理解できないのです。分かりやすい説明をお願いします。
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一般販売でも割賦販売でも売り渡した商品自体の 原価は同じですよね。それを意識して 一般販売の原価率をyとします。 一般販売の売価を1とします。 そこで左辺を一般販売の原価、右辺を割賦販売の原価とする式を 作ればわかりやすいんじゃないかと思います。 1×y=1×1.25×0.67 この式のyを求めようとすると 1を消す事ができて結局、 y(一般販売の原価率)=1.25×0.67となります
以前、消費税理論に関するご質問に回答させて頂きました者です(過去のご質問を拝読させて頂いて気がつきました。)。 本題でございますが、察しますに混乱の元は前提条件である「一般販売でも割賦販売でも商品(仕入)原価は同額である。」という点が抜け落ちている点かと存じます。要は同額の「商品(仕入)原価」に「+α」の利益を加算した額が一般販売価格であり、さらにその一般販売価格に「+25%」の利益を加算した額が割賦販売価格であるという事です。 ですので ①{1(一般販売価格)+0.25(割賦販売加算価格)}=1.25(割賦販売価格) ②1.25(割賦販売価格)×0.67(原価率)=0.8375{割賦販売商品(仕入)価格} となり、前提条件である「一般販売でも割賦販売でも商品(仕入)原価は同額である。」事から一般販売の商品(仕入)価格も0.8375となります。そして①において一般販売価格を「1」としておりますので、 0.8375{商品(仕入)価格}÷1(一般販売価格)=0.8375(一般販売原価率) となります。 ついでを申し上げれば、一般販売利益率は 1-0.8375=0.1625 となり、これに25%(=0.25)加算しますと 0.1625+0.25=0.4125(割賦販売利益率) となり、さらにこれに原価率であるところの0.8375を加算致しますと 0.4125+0.8375=1.25(割賦販売価格) となります。 一応図解を添付しておきますので小さくて見づらいかもしれませんが、そちらの方が各々の関係性が分かるかと存じます。 ご参考になりましたら幸いにございます。
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