ハローワークに行っても林業の求人が見当たりません。

Question

ハローワークに行っても林業の求人が見当たりません。自腹でチェーンソーと草刈り機の特別教育を受けたほど林業に興味があります。そこで地元のハローワークで林業関連求人をさがしたんですが、まったくありませんでした。地元には山林があり森林組合もあるので、林業の募集もあるのではないかと期待していましたが、マスコミが騒ぐほど人手不足ではないのでしょうか？

Answer 1

林業の仕事って、人手不足なわりに求人を大々的にしてないんですよね。人手不足と言っても高年齢の方には困ってないと言うか、担い手が不足してるんです。田舎のおじちゃん達は刈り払い機やﾁｪｰﾝｿｰはそこそこ使えて普通の森林作業は出来ると言うかしなれてる？ので、シルバー人材派遣センターからなどで安価で雇えるのですが、若い子達は３Kでは来てもらえない。あなたのようにやる気のある若者でさえ、仕事のきつさや田舎暮らしの不便さや近所付き合いの濃厚さに耐えかねて山を諦める始末ですし、もしそれに耐えることが出来ても、仕事をこなせないようならクビです。ウチも林業の個人事業主ですが、まず職人が不足しているので、いくら免許を持っていても雇えません。職人さえいればあなたのようなやる気のある若者（おじちゃんは×）は喉から手が出るくらいほしいのですが・・・。もし、あなたが日本全国どこでも行く気で、本当に山の仕事がしたいのであれば、ネットで林業の会社のHPを検索してみたり、先の方が言っておられる緑の雇用と言う手もあります。ただ、給料は安いですよ。素人（免許は持っていても技術がないのであれば１０年林業に携わっていたとしても素人です）は特に最初から従業員として雇ってはもらえないと思います。森林組合なら従業員として最初から雇ってもらえるかもしれませんが、民間では物になるかならないか３カ月～半年は日給月給（日当８千円～１万円が相場）の見習い期間があるのではないでしょうか？家族がいらっしゃるのなら貯金を切り崩して生活しなければならないかもしれません。ただ、田舎のおじちゃんやおばちゃんは、自分から積極的に交流すると（おじちゃん、おばちゃんからは来てくれませんよ）本当に大事にしてくれますし、都会では色々お金も要りますが、お金の掛からない遊びも結構楽しめます。がんばって探してみて下さい。
補足です。ウチには従業員与作が１人しかいませんが、その子は２９歳・妻・子２人の４人家族です。毎月の手取り月収は３２万円、夏冬合わせて９０万円のボーナスを出しています。多分この業界ではそこそこの給料を出しているつもりですし、これからも昇給していくつもりです。が、なぜこれだけの給料を払っているかと言うと、大事な職人だからです。３２万円の月給を出すには、毎月５０万円弱の経費になります。その他に、年間の諸経費（労災や雇用保険、退職共済金など）５０万円ほどかかります。その子も最初の会社では手取り月給が１７～１９万円しか貰えてなかったようですが、敏腕主婦の奥さんが必死でやりくりをしていたそうです。自腹で免許を取りに行った熱意で頑張って１人前の職人になって下さい。あなたのような若者？がいてくれるだけでなんだか明るい気持ちになれます。頑張って下さい。

Answer 2

１０年程前に林業会社を設立した者です、前出の長い回答の方に賛成です。
当社の見習い期間中の日当は６５００円です、土日関係なく仕事、雨が降れば当日朝『今日休みね！』の世界です、休日は好きに取れますが日本は年間９０日位雨です、手取りがなくなります。
以前社員に子供２人の４人家族がいましたが、養える給料を払えませんでした（奥さんに稼ぎがあったのでなんとか）。
林業会社を探すのでしたら、都道府県の森林課等に出向いてみるとよいでしょう、ハローなどよりはるかに情報を持っています、（本庁でなく地域ごとの出先ならなお有効）。
就職活動にあたって、２つの特別教育はあまり前に出さないほうが良いでしょう、参加出席すれば貰える手帳など実作業では役に立ちません、その他にも重機や移動式クレーンの資格が必要です、また架線集材（林業架線作業主任者）は実務経験がないと受験資格すらありません。
厳しい意見を申し上げますが、面接時に手帳を見せびらかすと、会社側としては『あ～来た来た、こんなヤツ』となりかねません。
林業は危険な仕事です、労災の掛け金は水力発電所のダム工事と並んでピカ一の高さ（一般事務の２０倍）です、労災の掛け金は会社の負担ですが、経営上賃金に影響します、また一部の生命保険は林業なだけで加入を断られます、それだけ死亡率が高いのです。
当社も人手不足ですがハローには求人出しません、お気楽就活を防ぐ為です、本気なら林業会社の親方にぶつかってみましょう。

Answer 3

人手不足なのは3Kなのに低賃金だからでしょう。
独身ならまだしも妻子がいるなら厳しいです。
憧れるのはいいですが、林業の現実を見たほうがいいですよ。
｢緑の雇用｣制度はたしか6月から研修はスタートするはず。
本当にやりたいのなら直接組合へ問い合わせてみてください。

Answer 4

そうですね。でも高齢者の方が増えて、林業はほとんど定年退職を迎えた人が多く、２０代、３０代の人はほとんど居ませんし。それほど役不足という訳ではないと私は思います。私は将来植物に携わる仕事に就きたくてハローワークを通して緑の雇用を知り、森林組合の作業班員として入社しました。しかし、山での仕事は想像以上に辛く大変です。一年間の間に新人１５人中数人経験を積んでプロの元で動向したところ怪我して辞めた人がいますし、例え本人にやる気があっても仕事としてやって行けそうに無いなと班長さんから見られば、すぐ辞めさせられることだってあります。その結果１５人中半分ぐらい辞めたてしまいました。林業で稼ごうと考えているとしたらはっきり言うとやめた方が良いと思います。
shy_shy_sugarmanさんはチェーンソーと草刈り機を十分使いこなし、体力的に問題は無いと思います。ですけど林業は山（言わば自然）を相手に何が起こるか分かりません。プロとしても時に怪我する事だってありますから、林業に入って稼いで食っていくにはそれなりの覚悟が必要です。
私の今後のアドバイス？としてよく考えた方が良いと思います。
shy_shy_sugarmanさんはこれから仕事に就くのか、現在どこかの企業に在職中で林業に転職を考えている最中か、もうすぐ定年退職をするのか分かりません。（現状を知らないため）林業に入って稼いで食っていくにはそれなりの自信が無いと駄目です。高齢者で勤めている人たちは年金があり、場合によっては畑を持っている人たちは雨や雪の日で作業が中止になっても暮らしに問題ありませんし。shy_shy_sugarmanさんはこれから仕事に就くのか、現在どこかの企業に在職中で林業に転職を考えている最中でしたら、良く考えた方が良いですよ。チェーンソーと草刈り機に詳しいならそれが林業じゃなくてもそれらの機械を扱っている又は販売している企業に勤めたほうが良いと思いますし、それから定年退職して年金が出てから、林業に勤めた方が最適だと思います。もし、それでも覚悟の上で林業に勤めようと考えているなら「緑の雇用」を検索すれば分かると思います。最後に林業に入社したら怪我しないように気をつけて作業行ってください。