最低賃金UPによる103万の壁、106万の壁と報道していますが違いがよくわかりません。

Question

最低賃金UPによる103万の壁、106万の壁と報道していますが違いがよくわかりません。また、消費税を5％引き下げとか3党がそれぞれ話し合って調整するみたいな報道をしており、厚労省も検討とテロップで出ていました。
ん？厚労省？
税金を決めるのは財務省ではないのですか？

Answer 1

国庫管理は財務省だよ
103万円の壁を越えるとあらゆる税優遇制度が無くなっていくんだよ
所得税等の徴収が始まり、扶養控除枠が無くなり、社会保険，年金に強制加入させられる
だから、103万円を超えないように学生や専業主婦は労働時間を調整せなあかん

もし、この壁を無くすと労働者全員の基礎控除が大きくなるから、労働者からの所得税収が7兆減るってわけ
そりゃ財務省なんかは猛反発するよな
税収の低下は財務省の権力の低下を意味するんだから

Answer 2

103万円の壁は税金＝所得税が課せられるか課せられないかの壁です。
106万円は社会保険に加入するかどうか（＊）の壁で
まったく別物です。
（昨日のテレ朝「報道ステーション」でも同様の解説がありました）
103万円の方は財務省、106万円の壁は厚労省が絡んできます。

（＊）社会保険加入者51人以上の事業所が対象です。

Answer 3

「103万の壁」は税の話で「106万の壁」は社会保険の話です。