現在外資系IT企業でインフラ系のSEをしている女性です。 体力的に辛いことが多く、転職を検討しています。

Question

現在外資系IT企業でインフラ系のSEをしている女性です。
体力的に辛いことが多く、転職を検討しています。以前からUX/UIに興味があり、デザイン系の仕事がしたいと思っていますが、同じIT業界での転職であっても、インフラ系のバックエンドから、WEBデザイン系のフロントエンドに転職するのは難しいでしょうか？
転職するには少なからずフロントエンドでの実務経験が必要でしょうか？
最低限どのようなスキルや経験が必要でしょうか？

Answer 1

業界の者です。専門性が全く異なるので難しいです。フロントエンドの実務経験というよりもデザインの実務経験または専門教育が必要です。例えば新卒時であれば美大や芸術学部で教育を受けた人です。中途の場合はデザインの実務経験を持った人です。

ただ、デザインをする人、デザイナーにも大きく2種類があります。1つは先ほど書いたような本当の意味でデザインをする人、もう1つは画像編集ツールやFigmaのようなデザインツールの知識がある人です。

お給料のいい仕事は前者です。後者ははっきり言うと供給過多ですので、お給料は良くありません。

本当のデザイナーになりたいなら改めて専門教育を受けなおす必要があります。なんちゃってデザイナーでよければ書籍やスクールや職業訓練で学んで100社落ちるつもりで求人に応募し続けることになるかと思います。

Answer 2

インフラ系SEからWEBデザイン系のフロントエンドへの転職は、難しい部分もありますが、適切な準備をすれば十分に可能です。

まず、UX/UIデザインの基礎知識とスキルを身につけることが重要です。

具体的には、HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術を学び、実践的なプロジェクトを通じてポートフォリオを構築することが求められます。

実務経験がなくても、個人プロジェクトや副業を通じてスキルを磨くことができます。デザインツールの使用方法を学び、ユーザー中心設計の原則を理解することも大切です。

最低限必要なスキルとしては、HTML、CSS、JavaScriptの基本的な理解と使用能力、デザインツール（Figma、Adobe XDなど）の基本的な操作、ユーザビリティとアクセシビリティの原則の理解、レスポンシブデザインの概念、基本的なUX/UIデザインの原則とプロセスの理解が挙げられます。

これらのスキルを身につけつつ、現在の経験を活かせる職場を探すことで、転職の可能性が高まります。IT業界での経験は評価されることが多いため、それを強みとして活用することが重要です。