解決済み
大学教員へ転職しようか迷ってます。 民間企業で研究職をやってる30代前半の者です。現職場での仕事に不安があり、大学時代の恩師に相談したところ、ある地方国立大学の助教公募を受けることを勧められましたが、受けようか迷っています。 (博士号は既に持っていて、査読付き論文もいくつか掲載されているので、公募の最低要件はクリアしてます) 現在の職場では一応研究職とはなっていますが、実態は製品開発と称して何か売れそうなガワを作るような仕事になっています。 製品開発というのは通常、科学的な根拠に基づいて行われるべきものだと思っていますが、残念ながら私の職場ではそうではなく、(科学的な根拠はないけど)なんとなくイメージが良さそう・見た目が良さそうという理由で、突っ走って開発に失敗するということが状態化しています。 そうした状況が、入社から現在に至るまでずっと続いていて、疲れてしまいました。基礎研究・応用研究・開発研究のどのフェーズであっても、科学的な根拠に則って研究を行いたいという気持ちが強いです。 さらに、現在の職場では、40代後半になると研究職から外されて、事務系部門の管理職となることが慣例化しており、それも会社を離れたい(=定年まで何かしらの形で研究に関わっていたい)一因となっています。 ただ一方で、仮に大学教員になることが出来たとして、民間企業と比較するとどうしても研究予算が見劣りすることが懸念事項として挙げられます。いろいろと不安・不満の多い現職場とはいえ、科研費の基盤Aクラスの予算が降りてくるので、そこを離れるのは勿体ないのではないかという思いもあります。 気持ち的には公募を受ける方に大分偏ってるのですが、踏ん切りがつきません。 どなたかご助言いただけると有り難いです。
366閲覧
とても著名で先進的な研究テーマでない限り基盤 C でも毎回 もらえるわけではありません。大学全体での平均の採択率は 30%も無い大学はたくさんあります。40%を超えるのは東大 京大だけじゃないかな? 既にご回答があるように,大学は教育機関。しかも自分の 研究成果と経験を踏まえた高度な教育をする機関。工学系な ら,4年生にあなたの研究を実施させて,目標としては 国内学会論文集に受理される成果を出すだけの指導をしない といけません。なまいきな学生を指導するのはお好きですか。 さらに,助教のときは学科内の雑用もたくさんあります。 入試の監督とかも含みます。准教授以上は,前のご回答のよう に講義が毎学期2つ以上あります。原則学部1科目と大学院 1科目です。筆記試験もしないといけません。また准教授以上 になると,学科の雑用だけじゃなく,学部や全学の雑用もあり ます。一番辛いのが学部入試の作題・・・数か月,徹夜の日が 何回かあったりします。また教育・研究ではない,改組とか 管理者としての雑用もありますし,教授になると学外の民間や 役所のために,専門家としてあるいは中立の立場としての 兼業も引き受けざるを得ないこともあります。昨今の教授たち の不満は何だと思いますか? 研究や勉強をする時間が無い ことです。科研費だけじゃなく他の民間や省庁の研究費補助の 申請書作成といった営業もやらないといけない。 国立大なら確実に給与は下がります。その上で,上記のような 仕事環境であることを覚悟できて,集金能力もある程度ある なら,やっていけると思います。公募応募時,助教だと査読 論文は5編くらいでしょうか。准教授だと10編以上でしょう。 教授だと年齢数くらい(40歳で40編以上)を持っている応募 者もいます。
科学的根拠があっても成功するわけではないです。 むしろ、論理的思考というのは過去のデータの延長線上でしか行動できません。 誰でも似たような結果に帰結するか、同じ問題で足止めに合います。 それを解決するのは全く関係ない領域の知識だけです。 この過程では科学根拠はありません。 類推でなんとなく良さそうとか、根拠のない理由でスタートします。 このことから、イメージが良さそう・見た目が良さそうという理由でスタートすることは間違いではないです。 文化が発達するのは偶然の衝突です それらの理由でスタートして偶然の衝突が起こることはあります。 個人で研究をしてみてはどうでしょうか? 組織に入って働く以上、自由はないです。 個人研究で勝ち筋を見えてから、それを使えるところを探せば良いと思います。
< 質問に関する求人 >
大学教員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る