計算式は無数に考えられますので、全てを網羅することはできません。そのため、考え方を説明します。 まず、最も単純な計算式は、質問文にもある「単価×販売数量」かと思いますが、この式ももう少し細かく変形することができます。 例えば、単価は「原価+貢献利益」と考えることができますので、「単価×販売数量」は「(原価+貢献利益)×販売数量」とも表せます。さらに言えば、この式を展開すれば「原価×販売数量+貢献利益×販売数量」とも言えます。計算式が無数に存在すると書いたのはそのためです。ですので、ここからは主に代入できる計算式を挙げていきます。 さらに、単価は「原価+貢献利益」と記載しましたが、利益の金額ではなく利益率に着目すれば、「原価/(1-利益率)」とも表せます。つまり、「単価×販売数量」は「原価/(1-利益率)*販売数量」とも表せます。 他にも、単価は「原価/(1-目標利益率)*(1-割引率)」とも表せますので、これを代入すればまた別の式ができます。 同様に、販売数量も実際には返品率を考慮して「販売数量-返品数量」や「販売数量*(1-返品率)」とも表せます。(この場合の販売数量は返品を考慮していない数値だった場合の数字なので元々の販売数量(実質販売数量)とは別ですが・・・。) また、「原価+粗利益」の方向で考えるなら、粗利益は「当期純利益-営業外利益+販売費及び一般管理費」とも表せますので、これを代入しても求められます。さらに、営業外利益は「営業外収益-営業外費用」でもあるので、これを代入すればまた別の式になります。 因みに、「営業利益+粗利+原価」は売上高になりません。というのは、営業利益は粗利益から販売費及び一般管理費を差し引いた金額ですので、粗利益に営業利益が含まれており、二重計上になります。分かりやすく纏めると、この式は「売上高+営業利益」となり、特に意味のない数字です。
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