助産師さんに質問です。 私は高校3年生で、急に助産師がいいかもとびびっときました。 今のところ進路は助産師になろうと…

Question

助産師さんに質問です。
私は高校3年生で、急に助産師がいいかもとびびっときました。
今のところ進路は助産師になろうと思っています。辛いこともかなりあるとは思いますが、幸せも発生する現場だと思い、やりがいもそれなりにありそうだと思い気になっています。
でも問題が2つあって
①血や傷痕などのグロテスクなものが苦手
②赤ちゃんの泣き声にストレスを感じる
です。
この2つがあると全く正反対でこの職業に向いていないのかもしれません。
でもそれを乗り越えた先に神秘的な生命があるのだと思うと素敵な職業だと思っています。
調べる限り①は現場慣れすれば慣れそうに思いますが、②は誰しもそうかもしれませんがかなりよくない条件だとも思います。

やってみないとわからないし急に決断するとなると難しいですが、
私は助産師になっても大丈夫でしょうか？
向いているとは言えないと思いますが、どう思いますか？
また、仕事をする上での助産師でよかったこと、辛かったことを教えていただきたいです。

長文失礼しました。

Answer 1

助産師です。
①も②も致命的な欠点ですね。知人に相談されたら「いやなんでそれでピンポイントで助産師になりたいの？ 産まれる過程の仕事には向いてないって自分でも分かってるくない？ 少し大きくなった子相手の保育士とか、小児科の看護師とかは駄目なの？」くらいは言うでしょう。
でも高校生の時点からそれが苦手だと分かっているなんて、何かしらの嫌な経験があるのでしょうか？

①は、助産師は汗と臓器と羊水と血液と糞尿にまみれる仕事です。進行を確かめるために他人の膣に手を突っ込むし、出ちゃう尿便の片付けをするし、胎盤は血管が張ってる臓器だし、帝王切開では腹部の中をまじまじと見るし、まさに「命」を取り扱う仕事ですよ。
あとは産科は中絶や死産も取り扱い、赤ちゃんの死後のケアをするのは助産師の大切な仕事です。
②一晩中泣きます。そういう職場なので……プロなので当然泣いたままにはさせませんが。

生命の神秘を感じるのであれば、人間が生まれてくるリアルな過程、そこに当然付随する綺麗なだけではないものや、人間は動物なので避けては通れない生と死も受け入れられますように。