元バス乗務員です。待遇もそうですが今の日本社会では構造的にバス会社が儲からなくなってます。 自家用車が普及する前の昭和中期まで路線バスは非常に儲かってました。しかしマイカーが普及するに従いバスのお客さんは減り儲かりにくくなりました。 平成時代に入り2000年代小泉政権の規制緩和で国の新規バス会社やトラック会社の認可が甘くなり新しいバス会社や新しいトラック会社がどんどん増えました。 競争が激しくなり夜行バスの運賃が激安のツアーバスが出来たり便利になった反面、運転手の給料は減り新しく運転手になる人は徐々に減っていきました。 平成後期はバス事故が相次ぎ規制を始め更に運転手の給料は減り既存のドライバーも転職する人が増えました。中型免許設立も相まり大型免許の取得費用とハードルも上がりました。 安全対策などで車両価格も年々上がり更に運転手の給料が減り全国の9割の路線バスは赤字で県や市の補助金でギリギリ運行されている状況でした。 2020年はコロナ禍でバスの乗客が激減し倒産する会社も出て更に転職でドライバーは減りました。 とどめは令和時代、少子高齢化で若いドライバー志望者が少ない事に加え少ないドライバーでギリギリ運行を続けていた路線バスが2024年問題で最大拘束時間と残業制限でドライバーを働かせられなくなったので減便せざるを得なくなりました。 路線を休ませ少しでも収益のある観光バスで運営している会社もあります。
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自分の記憶違いかもしれませんが、 そのニュースは修学旅行が「中止」ではなく、 「バスから電車に変更」の間違いでは・・・。
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原因のひとつは、いわゆる2024年問題(職業運転手の働き方改革)で、従来の必要乗務員数より多くの乗務員が必要になっている。 二つ目は、コロナ禍で休業を余儀なくされ、辞めた人が多く、増員出来ていない。 三つ目は、特に路線バス乗務員に多いが、安月給でかつ酷いカスハラと一般車ドライバーとの軋轢、乗務員とバス会社との軋轢で、入社しても数年で辞める人が多い。
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