希望退職について教えてください

Question

希望退職について教えてください会社が希望退職を募集しました。所定の退職金に特別加算金を上乗せされますが一人あたり１２０万円程度です。
他社の希望退職にくらべてあまりにも低いように思え、募集する気はありませんが、その後、整理解雇等になった場合、経営者側は希望退職を募り経営努力を行ったといえるのでしょうか？
整理解雇をするための口実のようにも思えますが、このような場合でも解雇回避努力義務の履行をしたと言えるのかお教えください。

Answer 1

解雇回避努力義務をしたと言える可能性はありますね。

希望退職を2次3次と行い、退職勧奨も平行して、配転出向もできる限りしたのであれば、義務を履行したと判断される可能性は高いと思います。
退職金の特別加算に関しては、企業規模や職種にもよるので何ともいえません。
退職金がない会社からすれば、120万というのは凄い金額です。

整理解雇の文書に、何度も希望退職、退職勧奨でお願いしてきましたが、という文を入れる野は裁判所対策です。

裁判所は、人員削減の必要性を否定することはあまりないので、やはり解雇回避努力義務がポイントです。
ただし、大企業の正社員で、整理解雇が認められるというのは稀であり、ほとんどありません。