「正当な業務」として認めたくないからです。
>彫り師とかタトゥーアーティストってなんで資格制にしないんですか? 「資格制にしていない」というよりは、法整備等が追いついておらず「資格制を作るに至っていない」というのが現状かと思います。 全く議論がなかった訳ではないのですが、元々タトゥーが禁忌として扱われてきたからなのか具体的な動きというのがあまり無かったんですね。 nisさんも仰っていますが、タトゥーが医師法に違反するか否かの裁判の際に、裁判官側から「必要に応じて法整備もするべき」「がんじがらめのライセンス制度が出来ないようにするなら、彫師側・業界側から衛生基準を決めるなどの働きかけが必要」との意見も出ています。 https://www.westlawjapan.com/column-law/2020/201009/ 上記を受けて日本タトゥーイスト協会が発足し、衛生基準のガイドラインを決める等の活動を行っている様です。 https://tattooist.or.jp/ >美容師から派生したマツパとかマツエクみたいに、医師や看護師がやってくれるなら麻酔も使えるし安心なのに 現状、麻酔等は医行為(医師免許が必要な行為)なので、もし彫師が麻酔を使えるようにするとなると、医師免許を彫師が取得するか、一部の麻酔に限ってガイドラインを定めて規制を緩和する等が考えられます。 以前の裁判でタトゥーは医行為ではないという最高裁の判断が出ていますので「医師免許を彫師が取得する」はなかなか難しい気もします(麻酔を嫌がる彫師もいますので)。そうなると「規制を緩和する」が考えられますが、かなりちゃんと決めないとトラブルが増えることにもなりそうです。 >ただの一般人に皮膚傷付けさせるのって結構不衛生じゃないですか? そういう意味ではアメリカの様なライセンス制度は議論されていますし、前述の様な業界団体が発足してガイドラインの作成などに取り組んでいる最中…という感じですね。 なお、タトゥーも言ってみれば「怪我」と同じです。キャンプや登山の途中で怪我するよりも、ちゃんと管理された状況で意図的に怪我をする方がある意味「衛生面に気を使っている」状況とも言えます。 ざっくりした言い方になりますが「ちゃんと営業している」タトゥースタジオであれば、滅菌器や針の使い捨てなどちゃんとした衛生対策は行っているはずです。ただ、現在はガイドラインや資格も無いのと、一部の危ない彫師がいないとも限らない状況なので、施術を依頼する側が気をつけてスタジオ選びをする位しか方法が無いのが現状です。
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