新卒2年目の給与について

Question

新卒2年目の給与について今月の給与明細を見ると1年目と比較して基本給と職能給合わせて30,000円程度上がっていたのですが、調整給が25,000円程度下がってトータルで1年目とほとんど変わらない額になっていました。

調整給を下げられたのは評価が低いということなのでしょうか？それとも新卒の初任給を増やすために1年目だけ多めに設定されていたのでしょうか？

Answer 1

ほとんどの会社が、調整給を一年限定にしています。調整給は、なくさないと、給与の水準が曖昧になるからです。
2年目でもらえるのは、前年度、4月から12月までの住民税の支払いが、あるからでしょう。昇給がありますので、普通は
もらえないのですが、減らしてもらえているのは、感謝ですね。

新卒よりも2年目の手取りがへるのは、住民税です。住民税は、前年度の収入に対して支払うので、2年目からは、発生します。新卒は前年度の収入がありませんから、住民税はなく、手取りは多くなります。

新卒の場合、基本給ベースで初任給を引き上げると、同年齢の高卒社員や短大・専門卒社員とのバランスが崩れるほか、先輩社員との賃金バランスも壊すことになりかねません。採用初任給としての基本給水準と、提示したい採用初任給額の差額分を初任給調整手当として支給する会社が多いのです。なので一年限定の会社が多いのです。