これまで病院に勤務しており退職しました。 退職金は、病院からと企業年金脱退一時金からそれぞれ出ると説明を受け、月末に振り…

Question

これまで病院に勤務しており退職しました。
退職金は、病院からと企業年金脱退一時金からそれぞれ出ると説明を受け、月末に振り込まれると説明をうけました。後日、企業年金から、一時金を受け取る方法を選択する申請書が届きました。
申請書を受理してから１ヶ月半後に受給されると注意書がありました。
病院からの説明では企業年金と病院からでる金額の合計が退職金と記載され、月末に振り込みとありましたが、別日にそれぞれ振り込まれるということでしょうか

Answer 1

企業年金とは、会社が特別な金庫に積み立てて一括管理しているものではなく、外部の専門機関に各人の掛け金分をそのつど預け入れ、それが退職の際に本人宛てに還ってくる仕組みです。
https://www.pfa.or.jp/nenkin/nenkin_tsusan/nenkin_tsuusan01.html

したがって、病院が「脱退一時金の振り込みの日に合わせて退職金を振り込む事務を行う」つもりがない限り、別日にそれぞれが振り込まれることになります。

なぜそうなってしまうかというと、「企業年金の脱退一時金を、さも自前の退職金のように説明するから」です。

掛け金を外部委託先に預けていることでは“自前”には違いないものの、制度が根本から異なる方式を併用している限り、両方を「自前の退職金」と思わせる説明に留めたら、誰だって質問者さんと同じく「どうして振り込みは違う日に？」との疑問が湧いて当然です。

でも、根本から同時振り込みは望めない両者なのです。よろしく了承くださいますよう…