フリーランスって経験があってこそですよね。 厳しいと言うよりも無理だと思います。
専門学校だけ、と、お勤めもして、とは違いそうですけどね。
質問にストレートに回答すると、卒業後いきなりフリーランスは厳しいです。 勘違いがあってはいけないので補足すると、フリーランスになることやいきなりフリーランスになること自体は否定しません。 むしろ応援の気持ちがあるので質問者さんがしっかりとフリーランスでやっていけるようになるために、現実的にどうなのかという観点での回答です。 ▼厳しい点 - 作業することだけではなく、会計や接客や事業全部一人でやる必要がある - 実務経験が不足していると事故る可能性が非常に高い - 最初に設備の費用がかかりお金のリスクがある - 社会的信用度がフリーター以下で無職と同等レベルの扱いになるため、ローンが組めなかったりカードが作りづらかったり、賃貸が借りれないなどの生活面への影響が大きい - 雇用保険に入れないため売上が0になっても誰からも保証されない - 厚生年金など会社に勤めたら会社と折半できるお金が自分一人で負担したり加入保険を増やすなどして自分で考えてやらないといけない - ボーナスもないし売上が0ならその月は収入0になるので貯金を作っておかないと詰む - 勤めたくないが本音なら尚更一回就職した方がいい ▼こういう状態ならいきなりでもいける - 学生時代に豊富な実務経験を積んできた - 初期投資のお金を用意できている - 1年間赤字でも生活出来る準備ができている - 学生時代に既にフリーランスの美容師で活動し食べていける収入が作れている - 業務委託などで既に契約先がある(業務委託にするなら一回就職した方がメリットが多いけども) ▼確実に独立するために - 独立は大変リスクがあるため、目処が立ってから独立するのが大前提 - それらをすっ飛ばして何も準備も目処のないまま独立するのはただの危険なチャレンジャー(借金を抱えても構わない危険を味わいたいと要望するならありだが、お金がないと困るなら無し) - まずは就職して実務経験を積んでおくと独立した時の役に立つ もし今の時点で独立する準備が何も無い、かつお金が無いと困るという思いがあるなら絶対に卒業後いきなりフリーランスはやめとけです。 私も現在フリーランスですが、学生時代に学校で一番スキルがあり学生時代に実際に報酬を貰って仕事もしましたがまずは一回就職して実務経験を積んでいます。 そこで培ったものが独立後に活かされています。 実務経験がないままフリーランスになるだけなら自由ですが、そのような人はやはり事故が多いですし明らかな知識不足で成長が遅いor無いんですよね。
「フリーランスは正社員の3倍稼いで同等の生活」という格言があります。 フリーランスはボーナスがありません。退職金がありません。月給保証がありません。傷病休業手当がないので、ちょっと病気やケガをして働けなくなったら即日で無収入になってしまいます。失業保険もありません。厚生年金がないので、老後に受け取れる年金受給額がガタ減りしてしまいます。 また、フリーランスは経費が自腹です。美容室に勤めれば店舗の賃料や設備代、薬剤代などは全部経営者が出してくれますが、フリーランス美容師は「面貸し」と言って、自分で賃料を出して設備を借りなくてはなりません。 そして一番大事な部分は、フリーランスは労働法で保護されていないということ。雇用労働者は法律で守られて毎月の給与が保障され、労働先で何かひどい目にあったら労基署が守ってくれます。しかしフリーランスは一方的な賃料アップ等々のトラブルにあっても労基署が守ってくれません。 そういうわけで、フリーランスになりたい人はいったん勤め人になって修行を積み、労働法で守られているうちに十分な貯金(数百万円〜)をするのが一般的です。また、勤め人であるうちに先輩から客商売のノウハウを学び、常連のお客さんを獲得しておき、準備が十分になってからフリーランス独立します。 このあたりの記事も参考にしてみてくださいね。 https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4665/ https://togetter.com/li/1942192
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