解決済み
高校生、女です。 防衛大に行って幹部候補生となり、最終的に自衛隊幹部になりたいです。自衛隊は基本ブラックで、特に幹部は収入に合わない仕事量をこなし、遠方への転勤も多いと聞いています。 私は将来結婚して子供が欲しいです。そしてその子供を仕事の激務を理由に、ほったらかしにしたくないです。 また、自衛隊幹部として出世したいです。(今のところ、海→空→陸の順で希望してます) 女の自衛隊幹部が、家庭とキャリアアップの両立をすることはとても困難なことなのでしょうか? また、海、空、陸の中でどれが一番両立しやすいですか? 欲張りな人間なのはわかっています。回答お願いします。
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まず、ご質問から。 >女の自衛隊幹部が、家庭とキャリアアップの両立をすることはとても困難なことなのでしょうか? 自衛隊に限らず、キャリアと家庭の両立は難しいものです。 その中で、国家公務員は恵まれています。 子育てとの両立を政府が推進している以上、公務員が国民の範となる必要がありますからね。 ただ、国家公務員の中では、公安職とされる自衛官は、少し不利な面があるのは事実です。 残業の概念があまりないとか…(24時間常在戦場の建前です) でも、育休や産休、チャイルドケア7など、民間よりは両立しやすい環境だと思います。 >また、海、空、陸の中でどれが一番両立しやすいですか? 陸、ですかね… 海は、海上勤務だとなかなか厳しい… しかし艦船勤務への所属異動の打診を全て断ると人事上不利になるのは明白です。 空と陸は大きな差はないですが、陸の方が勤務地が多く、都会にもあり、保育園やこども病院など、便利の良い街に住める可能性が海空よりは高いです。 最後に、幹部自衛官は、3尉以上、役職でいうと小隊長(30人の部隊の隊長)以上を指す言葉です。大企業の幹部、という場合の幹部よりはかなり幅の広い言葉です。 何せ4万人ぐらいいますので… でも、自衛官が10人いたら、上位2〜3人に入る階級ですからそれなりではあります。 しかし、確かに幹部自衛官というだけでは、まだ本当の意味でセレクトはされていないです。それから先はピラミッド型になっていて、最高位は一人に絞られます。 自衛官は本当の意味での幹部になれないという記載もありましたが、いわゆる取締役クラスに相当するキャリア公務員の最高峰とされる指定職(上級国民と揶揄されましたが…)には、事務官も自衛官も就きます。 ※指定職の例:事務次官、防衛審議官、官房長、各局長、防衛装備庁長官、統幕長、陸海空の各幕長、情報本部長、などの最高幹部。指定職ポストは自衛官の方が多いです。 NATOの日本政府代表部や国連本部、アメリカ国防総省、国内でも、内閣官房など他省庁にもポストを持ち、今の自衛官トップは内閣官房の中でも内閣審議官という重職をされてましたね。 そもそも、事務官も級があり、4級が1尉、5級が3佐、6級が2佐など、対応しています。 3佐の自衛官と3級の事務官がいる部署では、もちろん自衛官が上司ですし、自衛隊では自衛官が上司になるパターンの方が圧倒的に多いです。だからどう、という事はないですが。 日本全体では(つまり地方を含むと)自衛官優位でも、防衛省の上層部では、自衛官と事務官は対等です。 事務次官と、統幕長は、平成27年の法改正により同等の地位つまりツートップとされました。 今は自衛隊も女性活躍推進で、良い流れができて来ていると思います。 是非頑張って下さい。
なるほど:1
陸海空関係なく、両立させてる先輩は沢山いますよ。 女性幹部自衛官が家庭とキャリアアップの両立することは困難ですか?って話ですが、キャリアアップしてる女性幹部自衛官は、両立させてる人がほとんどです。 どちらか犠牲になんて考えの人はだいたい出世できませんからね。
なるほど:2
防衛大学校女子1期生の先輩に大谷三穂さん(現在は1等海佐)がいらっしゃいます。マスコミの取材を多く受けられていて、ネット上で検索するとかなりの情報を得ることができます。 ぜひとも調べられることをお勧めします。
なるほど:1
どれでも同じです 防大2年の要員区分では 好きなのを希望してください 希望どおりか 違うものになるかは 適性等次第という前提はありますが と 投げやりに回答してるわけではなく 真摯に目標として考えておられると見受けられるからこそ「どれも同じ」と回答しています 以下は本気で考えている人向けのアドバイスだと思ってください 特にそうでもなければ 読まなくてもかまいません まず 言葉の誤りについてアドバイスします 「自衛隊幹部」という言葉は この際適当ではありません 正しくは「幹部自衛官」です また 言葉尻をあげつらうようですが この幹部というやつは「最終的に なりたい」というようなものではありません 自衛官に冠される「幹部」という言葉には「大卒 もしくは それ相当」という意味しかありません キャリアアップの結果としてなるものではなく 防大・一般大(あるいは部内からの選考)を経て自衛官になれば 当然に自然に幹部自衛官になっているものです 例えて言うなら 大卒新入社員が新人研修を終えた状態と同じです その点を考慮せず あるいは「幹部と言うからには選ばれし偉い者だ」と誤解して 「自衛隊幹部」という言葉づかいをしたとすれば よくよく理解を改める必要があります なお「自衛隊幹部」は 正確には 事務官等いわゆる背広組のうち 最上級者(防衛事務次官)等のごく限られた職員を指す意味を持つ言葉と解釈できます 防大卒等の自衛官は それにはなれません 次にキャリアビジョンについて キャリアアップと家庭の両立は 残念ながら困難と了解せざるを得ません ただし それは幹部自衛官に限ったことではなく 世界の全てあらゆるキャリアについて普遍的に同様のことです 「この職ではこんな良い両立の例がある」や「あの人はワークライフバランスをあんなにも素晴らしく達成している」ということも聞かれますが それはあくまで限られた例であって 常識的には 仕事で人並み以上に成果をあげつつ 家庭を放ったらかしにしないというのは 当たり前に得られることではないと了解する必要があると思います なかでも というか この際 幹部自衛官はそのとおりということです つまり 陸海空いずれかの幹部自衛官なら仕事と家庭の両立ができる可能性が高いということは言えず どれも同じく大変難しいということです なので冒頭に「どれでも同じ」と回答しました また考慮すべき事として 日本の社会人・公務員・国家公務員・防衛省職員・自衛官の勤務に関する状況は 日々変化しており この先どうなるか分からないということもあります 例えばですが 2年前までは「防大でなければ 陸自で出世することは難しく陸幕長には決してなれない ましてや統幕長なんて不可能」と言われてきました 逆に「海空ならまだ一般大でもチャンスがある」とも言われていました ですが ご承知かとも思いますが 一般大初の陸海空幕僚長は 陸自から出て さらに その人物はこの春 統幕長にも昇任しました 上記はひとつの例ですが 環境・状況・常識は変わります 今現在 幹部自衛官は転勤が多く 昼夜土日を問わず勤務の要があり ましてより早い昇任を求めるとその厳しい勤務を避けることはできません また 海自は艦艇乗組があり ハードルがひとつ多い そんな現状ではありますが 今 艦艇内外の人員配置は 省人力化が進められている最中であり 今後も海自隊員が艦艇乗組のせいで仕事と家庭の両立を妨げられるかというと その限りではなく 逆に 今後 陸自も輸送艦艇を持つことになっており 陸自だから艦艇乗組があり得ないということもありません 状況が変わるという例で言えば 女性が戦闘機パイロット・空挺・潜水艦乗りになれない時代もありましたが もう変わりました 女性だから安心ということもないんです 加えて 自衛隊だけでなく 国全体がワークライフバランスやプライベート・家庭の充実を目標として施策を考案・実施している最中です 今 できない 今 陸海空どれがいい 今 幹部自衛官だから仕事と家庭を両立できない 色々意見はあると思います ですが 重ねて言いますが それは変わります ただし どう変わっていくかは 現状定かには分かりません そのなかで 軽々と「それなら陸だよ 海だよ 空だよ いや幹部自衛官は無理だよ」と言えるものではないと考えています なので幹部自衛官となった あなたがそれをやってください 良い方向に変える一員となってください ひとりの社会人として 幹部自衛官として 妻として 家庭人として 今と同じか 今以上に真摯に努力してください もしそれができるなら 陸海空は関係ありません 好きなのを希望してください
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