入社時における雇用形態について１点質問です。

Question

入社時における雇用形態について１点質問です。・内定をもらった後で契約書に「契約期間 期間の定め無し」と記載がある状態で、ほかの欄に「正社員」にあたる記載がありませんでした。そこで採用担当者に確認したところ「入社して3ヶ月は試用期間 入社して最初の1年は有期雇用、2年後以降は正規雇用」と言われました。職種としてはエンジニアでSESになります。
こういった提示の仕方が初めてなのですが、よくある話でしょうか。

補足事項：面接時では担当者からは試用期間の話はしていましたが、有期雇用の話はしてなかったです。(自分は試用期間が終わったら正社員となる(試用期間もある意味正社員ですが)と思っていたので、自分からそこまでの質問はしていなかったです。)
「試用期間、有期雇用、正規雇用も正社員と同様に社会保険、厚生年金(以下省略)に加入します)」と記載があり、これも怪しさが増している状態です。
「有期雇用」はパートや派遣社員によく聞く言葉だったので、自分で調べたところ正社員でも有期雇用は違法じゃないと記載がありました。しかし、有期雇用での正社員がいまいちピンときておらず、契約書には「契約期間 期間の定め無し」とあるので矛盾が生じている状態です。賞与や有休はありますが、「同一労働同一賃金」のこともあるのでなんともいえないといった状況です。一応同時進行で担当者に確認していますが、通例はどんな形式かなと思い質問した次第です。

Answer 1

普通は、正社員として「無期雇用」の中で、3ヶ月~6ヶ月の試用期間を設けるものです。

無期雇用である以上、試用期間後に仮に辞めさせる場合は、解雇となり、それなりにハードルが高いものです（客観的に相当である場合のみ認められる）。なので、正社員（本採用）になれる可能性が高いものです。

一方、会社の中には、有期雇用契約で最初3ヶ月~6ヶ月間の雇用をし、これを試用期間と呼んでいるケースがあります。
これは、最初のケースと比べて、試用期間（有期雇用）後に辞めさせ場合、解雇ではなく「雇い止め」となるため、比較的辞めさせやすく、訴訟リスクを下げることができます。
なので、正規雇用（本採用）となれないケースは、前者のケースと比べて高いと言えます。

なお、この後者のケースを取ってる会社は珍しくなく、法令上も直ちに問題となるものではありません。

しかし、今回、契約書に「契約期間 期間の定め無し」と記載があるため、仮に有期雇用で雇用している場合には、契約違反と言える可能性があります。

悪質なケースと言えると思います。

Answer 2

裁判沙汰回避重視のでしょうねぇ。

違法かどうかってのは
NPO法人POSSEへ

Answer 3

＞「入社して3ヶ月は試用期間 入社して最初の1年は有期雇用、2年後以降は正規雇用」

この条件は違法じゃないかと思います。お近くの労基に相談してみてはどうでしょうか。
おっしゃるとおり、試用期間は無期雇用のための試用であって、試用期間後は無期雇用に接続するのが常識的な考え方です。有期雇用であれば最初から有期雇用で、満期後の契約については約束が一切ないのが普通です。（有期雇用が5年間継続した場合、無期雇用に転換する権利が発生します）

あと派遣/SESの要員の場合、派遣先がない期間に給与支払いがどうなるかは、要確認ポイントです。
https://ses-beginner.com/waiting-period/