「やさしい銀行の読み方~銀行の財務諸表とディスクロージャー～」という資料に、一般事業業者と銀行の財務諸表の違いについて説…

Question

「やさしい銀行の読み方~銀行の財務諸表とディスクロージャー～」という資料に、一般事業業者と銀行の財務諸表の違いについて説明してあります。その資料によると、”損益計算書でみると、銀行には「営業利益」は存在しないといった違いがあります。”と書かれています。
営業利益が無いということは、利息収入も営業利益ではないということでしょう。これは、銀行が行員の給料や必要経費を払う際にも、預金を発生させているということを裏付ける証拠？になるでしょうか？

また、一般事業者の負債科目に退職給付引当金というのがありますが、銀行にはそれの他にも、賞与引当金、役員賞与引当金、役員退職慰労引当金というのが加わっています。
この違いの理由は何でしょうか？

信用創造
バランスシート

Answer 1

銀行の損益計算書では「経常収益」があり、一般企業の「営業利益」に当たります。利息収入は「経常収益」の区分に表示されます。

賞与引当金、役員賞与引当金などについては、銀行特有の勘定ではなく、一般企業も計上されます。