労災を使ったら、なぜ会社に労働基準監督署の調査が入るんですか？

Question

労災を使ったら、なぜ会社に労働基準監督署の調査が入るんですか？

Answer 1

「調査」というのが以下のどちらの事か、で回答が変わってきます。

「労災申請用紙に書かれている内容の確認」であれば、これは確かに調査されますがほぼ電話対応ですし、一言二言の確認です。

労災申請というのは会社がしないとならないものではなく、その発生原因などの記載を労働者が行っても構いません。
なので実際に会社がそれを把握しているか？会社も同じ意見か？などの確認をするための連絡です。

「事故発生の状況を確認するための出向調査」であれば、滅多にされません。
もちろん死亡事故や重過失事故など大きな労災では労働基準監督署が直接やってきての事故調査などはあります。改善命令などを出す必要性もあるので、いろいろ確認しないとなりませんから。

しかし普通の怪我や骨折、火傷、腰痛、過労で倒れた、などは頻繁に起こることなので人手も足りないし、調査するまでもないからです。

なので前者の調査の事なら90％以上されますし、後者の調査なら99％以上されません。どちらのことを言われているかで頻度に雲泥の差があります。

Answer 2

労災請求がされたことについて、支給・不支給の調査がされることはあります
ただ、労働災害が発生していることについての監督調査は、するかどうかは災害の重大さや頻度などによって監督署が決めます

前者と後者は別モノです

Answer 3

そんな決まりはないです。

Answer 4

安全などの労働管理がなされてないので社員がケガをした。
ということを疑われて会社側に問題がないのかを調べに来るのです。

もし問題がある場合は会社が改善しなければ
その会社が営業停止処分など重い処罰が下されるのです。