売上データを何に使うのか？はま寿司の売り上げデータなどを不正に入手したとして、 警視庁は回転ずしのかっぱ寿司の社長を逮捕…

Question

売上データを何に使うのか？はま寿司の売り上げデータなどを不正に入手したとして、
警視庁は回転ずしのかっぱ寿司の社長を逮捕しましたと言うニュースがありますが、はま寿司のメニューはネットで見れて、どこの店が売上が高いとか、どの寿司が売れてるとか分かったら、
カッパ寿司はそれに対抗策が取れやすいんですか？
はま寿司でマグロが売れていたとして、
そう言うのは無いよりはあった方が良いかもしれませんけど、
データがあったから勝てると言う訳でもないのでしょうか？

何故売上データを欲しいのか？と言う疑問です。

補足

羨ましいとか？

Answer 1

>売上データを何に使うのか？はま寿司の売り上げデータなどを不正に入手したとして、

売上？
材料(ネタ)の仕入れ価格でしょう。
売ったと買ったとでは、正反対ですよね。

仕入れ値がどれくらい違うのかは生死を分けるぐらい重要な情報です。だからどこも社外秘扱いですね。(一般的には)

例えば
はま寿司とかっぱ寿司では約1.8倍。
はま寿司の売上金額約1200億円
かっぱ寿司は約650億円。

計算し易くする為に、
寿司1皿150円と仮定すると。

1200億円÷150円=8億皿
650億円÷150円=4.3億皿

当然、1.9倍も多く売っているはま寿司は、ネタも良く数が多い分安くも買っています。
それと同じモノをかっぱ寿司が買えるとなれば、例えれば1円安く買えたと想定すれば、
1円×4.3億円=4.3億円の利益増。
もし5円安く買えたとすれば？
5円×4.3億円=21.5億円の利益増。

数が多く出る業種だけに、ネタ1個の原価を1円下げてもどんだけ利益になるのか？

基本的に絶対に同じ漁業関係者から同じモノは買えませんが、同じ港で違う漁業関係者からは買えると思いますが、そもそも出る数が違えば、必ず安くなるのは自然の理。
その交渉の為のバックデータとなる訳ですから、どこまで下がるのかの大きな目安になります。(とても大きいアドバンテージです)

元々業界の中では低価格で販売しているかっぱ寿司からすれば、もしもっと質の高いネタを安く仕入れられれば、競争力は確実に高まります。
もしそれが、今と同じ仕入れ価格で品質の高いネタが手に入れば？
販売戦略も大きく変わります。

それだけ仕入れ価格により大きなインパクトを与えますから、どこも社外秘となっている訳です。

例えば、それが車の部品でもTVの部品でも携帯電話の部品でも、全て業界統一価格にはなっておらず、
車のT社用
N社用
H社用…と、メーカー毎に、タイヤの価格も窓ガラスも半導体も、全く共通で使われるとしても、同じ価格では販売されていません。
どれだけ買ってくれるのかで価格も変わるからです。

だから生産量の少ない会社は、大量生産メーカーになるべく近い仕入れ価格で買いたい訳です。

ト◯タは年間1000万台の生産をしていますが、仮に車の車両価格平均3日200万円として、使用される仕入れ部品のたった0.5%をコストダウン出来たら、
(200万円×0.5%)×1000万台=【A】
【A】=1000億円の原価低減となります。

我々も大手メーカーですが、毎年いろんな工夫改善をしながら、数十億円〜数百億円の原価低減活動をしています。原価低減≒純利益に直結しますから。

そういう仕組みを理解した上で疑問に持つのなら分かりますが、キチンと報道されている［販売と仕入れ］を間違うようでは、この説明も理解して貰えないのでしょうね？

あーっ、もしかして、わかった上であえて皮肉った質問とか？

Answer 2

仕入価格が分かれば、メーカーとの商談の時に交渉金額の目安になる。例えばかっぱがメーカーからマグロ1匹500円と提示されても、はまで400円で卸していると知っていれば、そこまでは下げられるので交渉の目安となる。と言った感じです。
メリットはそれだけでは無いと思いますが。

Answer 3

販売単価じゃなくて仕入れ価格という報道です

「はま寿司」の仕入れ価格のデータなど営業秘密を不正に持ち出した

Answer 4

広告の有効な打ち方も変わるでしょ