特別養護老人ホームで介護職をしています。 あるご利用者で「自力で歩くことが出来るけど独歩は転倒リスクが高い。必ず付き添…

Question

特別養護老人ホームで介護職をしています。

あるご利用者で「自力で歩くことが出来るけど独歩は転倒リスクが高い。必ず付き添いを。」とリハビリ担当者から助言を受けている方がいます。歩いて頂くのは職員としても大歓迎なのですが、立ち上がりに気づくことが出来ません。
職員が他の方のお部屋から出てきたら（目を話したのは30秒程）立って歩いていた、というのもかなり頻繁にあります。

施設所有のチェアセンサーがあるにはあるのですが、他のユニットで使用しておりこの方に使用することができない状況で、購入して欲しいことを打診しても「もっと出来ることがあるんじゃない？見守り強化とか。」みたいな感じでなかなか話が進みません。

椅子に鈴をつけてみたけど、音が小さくて離れてしまうと気付けませんでした。

何か代用案はあるでしょうか？
教えて頂きたいです。

Answer 1

施設介護あるあるですよね。
「見守り強化とか」と気軽に言う人を、担当者会議やカンファレンスに引っ張り出しましょう。じゃないと、もし転倒が発生しても事故報告書の対策には「見守りを強化する」という曖昧な記述になって全く改善されません。
(話が逸れました。。)
センサーの代替案は正直ありません。
人員が余ってて1対1で対応できるなら話は別ですが。
長期的なケアマネジメントであれば、本人の立ち上がるタイミングを記録に残して、立ち上がる意味と時間を分析して対応するのが正解でしょう。
が、それをやってる間に転倒しちゃう。
だったら、課題分析しながらセンサー使うしかない。
(センサーも使い方や職員の対応によっては拘束となりますが)

現場としてできるのは、センサーの購入を訴え続ける事。その際は職員が楽をする為ではなく、リスクマネジメントと課題分析に必須である事を伝える事が重要。
あとは、ケアマネから本人と家族へ転倒リスクと今行なっている転倒防止策を確実に伝える事。元気な人だって家で転んで骨折するんだから、施設にいても転ぶ時は転ぶ事を家族に知ってもらう事が重要です。
そこまでリスクマネジメントをしとけば、いざという時に「だからセンサーが必要だって言い続けたじゃないですか」って上の人間にも言えますから。

Answer 2

とても難しい課題ですね。
認知症の状況や居室のレイアウト、ユニットか従来型かなどでも判断や対応が変わってくると思います。
鈴を付けることは不適切行為なのであまりお勧めできません。

見守りにも限界はありますが、行動を制限すること自体は拘束に該当する可能性もあるので理想と現場の現実とのギャップがとても困ると思います。

家族とも転倒のリスクと常時対応が困難なことも理解してもらいながら、事故予防にどう取り組むかが大切になってきます。

居室をスタッフのすぐ駆け付けられる場所へ移したり、立ち上がりや歩く原因からのアプローチなども私の事業所では実施しています。

私の事業所で独歩で歩き回る方は多いので、あまり制限はもうけず歩いていただいています。ご家族にも施設内で転びますと伝えていますし、防ぐことは難しいとも正直に伝えています。

防ぐことが大切と力説される方ももちろん間違いではありませんが、努力の範囲内で職員の限界を超えてまで実施する事は現実ではありません。
なので、ご家族には転ばないように努力はしていますが、完ぺきに防ぐことはできないので転ぶことがありますと伝え、転倒後の対応までを説明しています。ほとんどのご家族は「家でも有り得るので仕方ないし、自宅で発見が遅れるよりも施設で迅速な対応をしてもらえれば」と理解を示してくれます。
答えになっていないかもしれませんが、転倒を100％防ぐを目標にするのはとても難しく、おそらく行動制限もすることになりかねませんが、ご家族の理解を得つつ入居者のQOLを上げる方が個人的には好きです。
ちなみに件数は少ないですが、転倒を完璧に防いでほしいと言ってくるご家族は、入居判定の際に対応不可としてお断りしています。

Answer 3

お仕事お疲れ様です。

据え置き型の防犯ブザーか
赤外線センサーを
ベッド上で起き上がる際に反応するように設置してみてはいかがでしょうか。

防犯ブザーなら安価で
ホームセンターで売っています。

ベッド上で起き上がる際に反応すれば
立ち上がるまでの動作には
間に合うかと思います。

見守り強化と言われても
365日24時間で
その方だけに付きっきりにはなれませんものね。。。