試用期間って、労使ともにメリットがあるものですか？

Question

試用期間って、労使ともにメリットがあるものですか？試用期間中なら労働者側は辞めやすいとか、逆に雇用者側としては、どうせ辞めてくれるなら試用期間中に辞めてくれた方が手続きいろいろと楽でいい、とかありまか？

Answer 1

履歴書や面接だけでは、本来の人品が判断し難い方多しですから、
労働基準法でも14日間を予告なしで解雇していいですよと、
条文にあるくらいです。
採用担当者が全員聖徳太子のような方々だったら、
試用期間不要なんでしょうがネ。

Answer 2

労働者側にはありません。
使用者側は、14日以内であれば解雇した場合に解雇予告手当を支払う義務が免れるメリットがありますが、解雇の正当性と有効性は別の話であり、ほとんどの場合は不当解雇(労働契約法第16条)となるので、訴訟リスクを考えればメリットといえるほどのものではないです。

Answer 3

両者が常識的であれば特に意味ないです。

たとえば労働者が無断欠勤や遅刻を繰り返す人間だった場合などは、本採用時より辞めさせやすので、使用側からしたら試用期間あってよかったー、となります。
手続き自体は本採用したあとと一緒です。

労働者側は元々いつでも辞められるので変わらないかな。でも気持ち的な区切りには出来ますね。

Answer 4

労働者にはあまりメリットはありません。労働者側からはいつでもやめられますが、使用者側からはそう簡単にやめさせられませんので、試用期間があればそのハードルが少し低くなります。
ただ、試用期間だからといってそうクビにはできませんし、本採用拒否も正当な理由がないと不当解雇です。