常勤の先生は、今勤めている大学で教授になる事が多いのでしょうか？

Question

常勤の先生は、今勤めている大学で教授になる事が多いのでしょうか？また、常勤でも非常勤でも毎日大学にいなければならなかいのでしょうか？
大学の非常勤と常勤の先生の違いは、学生からはどうやって見分ける事ができますか？

Answer 1

最近は，ほぼ全国の大学で教員は公募に応募して選ばれます。
助教も准教授も教授もです。

いまどこの教員であるかは原則関係ありません。博士課程の
学生がまず助教になるには，公募情報を学会誌やネット
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop
で探して応募して他の人達と競争して，業績などで上位の人
が採用されます。A大学の助教が準教授になるときも同じ。
A大学で公募がなければ，それ以外の大学の公募に応募せざる
を得ません。同じ大学で単純に昇任するということは原則
ありません。常に，公募に応募した人達と業績を比較して
上位の人が採用されます。

常勤は，裁量労働制の大学がほとんどですけど，一応は
8：30から17：15まで大学にいることが原則になって
います。休憩は45分。ただし，裁量労働制なので，
やるべきことをしていれば，毎日出勤さえすれば，
８時間いなくてもいいことになっています。また，
労基署がうるさいので，夜22時から翌朝6時までは
大学にはいてはいけないこと，土日祝日は学部長の
許可が無い限り大学にはいていはいけないことになって
います。ま，ほとんど守ってませんけど。非常勤は
契約ごとに違います。

学生が常勤と非常勤を区別する必要はありません。
非常勤は多くの場合，個室の研究室を持ってない
ところが多いですが，これも大学によります。