回復期病棟で2年、一般病棟で2年看護師として働き、現在就職活動中です。今後はクリニック勤務希望ですが中々決まりません。

Question

回復期病棟で2年、一般病棟で2年看護師として働き、現在就職活動中です。今後はクリニック勤務希望ですが中々決まりません。クリニック希望理由としては、夜勤がないことと、日祝休みだからです。面接時には、看護師として専門性を高めたい、また、ワークライフバランスを整えたいと言っています。前職では連休が取れなかったことでプライベートが充実できなかったとも言いました。この理由は雇う側からしたらいい印象がありませんか。
また、元々は美容クリニックを志望していましたが地域の募集している所全ておち、普通のクリニックで探しています。志望動機を考えるのも難しいです。クリニックに就職している方は志望動機何と言っているんでしょうか。

Answer 1

こんにちは。医療業界での仕事、本当にお疲れ様です。特にこの２年間はいろいろと大変だったことでしょう。私からも医療業界での就労、お礼申し上げます。
現在クリニック就労にむけての転職活動中なのですが、中々決まらないのですね。転職理由は夜勤を避けたい、日曜祝日は休みたいからですね。

一般的に就職が成立する場合、あなたの希望と相手のニーズがあるていど合致する場合に成立します。その為には、
１．自分の能力、興味、実務経験、待遇条件等の自己理解
２．就労する先（企業）のニーズ、求める人材像、待遇条件等の仕事理解
等がある程度バランスが取れる必要があるわけです。そして、私が今回の相談分で感じたのが
★自己理解・仕事理解が共に十分ではない
点です。

たとえばあなたの経歴で回復期病棟を取り上げます。（一般の方は何科かわからないのでとりおきます）対象患者は高齢者になるわけです。しかし、あなたが希望したのは美容業界です。つまり２０歳前後～の女性（男性も近年増加）が顧客対象となるわけです。
こうした場合、あなたの実務経験がＰＲとなりえるのか？答えはＮＯですね。

相手のニーズに合わせようと「看護師として専門性を高めたい」とＰＲされてきたとのこと。しかし一方で「ワークライフバランスを整えたいと言っています。前職では連休が取れなかったことでプライベートが充実できなかったとも言いました。」とのこと。つまり
★専門性を高めたいなら、最低３年から５年程度はプライベートで勉強をするぐらいの姿勢で臨むのが普通なのに、休みたいのが本音なんでしょ？
と思われている可能性はとても高いと思います。私ならそう見抜きます。

ですので、ターゲットを普通のクリニックに切り替えるなら
☆もう一度しっかりと就職活動準備を行ってから、効果的に行う。少なくとも、自己理解・仕事理解はともに行う。
ことをおすすめします。

志望動機を考えられない人の大半が、この作業を十分に行っていません。あなたなら、しっかりと行えば必ず志望動機も見えてくるはずです。

あくまで例えばですよ。
自己理解：高齢者とのコミュニケーション能力あり。回復期病棟。整形外科病棟勤務経験。
仕事理解：Ａ整形外科。高齢者の患者多数の状況。
志望動機
私が貴院を志望するのは、笑顔で前向きな姿勢で、即戦力としてお役に立てると感じたからです。貴院にはリハビリ部門もあるとホームページで拝見しました。高齢者様が患者様として多いと存じますが、私の回復期病棟・整形外科病棟勤務経験を役立てると強く感じております。何卒宜しくお願い致します。

※ライフワークバランス等は面接の場で話題にすること。

自己理解と仕事理解をしっかり行うと、志望動機がすんなりできることに気づきましたでしょうか？なおこの文面は「私の性格・人柄・キャリア」が作った内容です。あなたには私とは別の性格・キャリアがあるわけですから、真似ても意味があまりありません。面接のときに「ぼろが出てしまう」可能性も大きいです。そのためにも

☆自己理解と仕事理解を行っての就職活動
をしてみてください。参照サイトを載せておきます。よいところが見つかるといいですね（＾＾）
https://plaza.rakuten.co.jp/kendochourai/