固定残業と残業手当100%って結局何が違うんですか？

Question

固定残業と残業手当100%って結局何が違うんですか？ネットで調べたところ、このようにありました

「たとえば、仮に基本給20万円＋固定残業代10万円＝月給30万円という求人内容で、固定残業代には月の残業時間200時間まで含まれるとあったとします。その場合、月の平常の労働時間160時間だけなら時給は1875円ですが、それに残業時間が最大200時間あり合計で360時間労働となると、時給は833円まで下がってしまうのです。そうなると、結果的に最低賃金を下回る可能性がある、つまり「とんでもない時給」で働いていた、ということになるわけです」

結局残業100%でも、残業しまくったら時給換算は低くなるのは同じだと思うのですが、固定残業の会社はどうしてブラックと言われるのでしょうか？

Answer 1

平成29年（2017年）7月31日付で出された厚生労働省の通達によると、固定残業代は、「一定時間分までの時間外労働、休日労働及び深夜労働に対する割増賃金として定額で支払われる賃金」とされています。

例えば、営業職など社内にいない時間が多い職種の労働者に対しては、会社が実際の労働時間を管理することは難しくなります。
そこで、一定の時間を働いたこととみなし、〇〇時間分などの残業については○○円の残業代を支払うことができるようにしたのです。

しかし注意すべき点は、“一定時間分”という表記です。
つまり、20時間分、30時間分などと「一定時間分」についての残業代が定額である必要があります。
例えば、”月の残業代は5万円とする”という定め方は、何時間分の残業代かが明記されていないため、固定残業代とは認められません。
〇〇時間分の残業代を○○円という形で定める必要があります。

工場のような製造をする業種で固定残業制を取り入れている会社もあります。
固定残業時間を超えた残業費は法定割増賃金で支払わないといけませんので、結果、残業した分は時間外労働として支払われます。
だったら固定残業制にしなければいいのにと思うかもしれません。
残業を強制的にさせる目的もあるのかもしれませんね。
これがブラックな企業かどうかはわかりません。

Answer 2

残業がなくても残業代が支払われるかどうかの違い

例の基本給20万円＋固定残業代10万円＝月給30万円の考え方がそもそも間違っていますよ、所定労働時間の160時間の給料はあくまで20万円の部分だけですから、固定残業代は20万÷160時間から出る時給を25%割増した額を下回らないような額になっているものだから、最低賃金を下回るはずはないんですけどね、下回っているのなら違法ですから

固定残業代がブラックと言われるのは、以前は固定残業代が何時間分か明確にせず残業させ放題になっているところとかあったからだと思いますよ

Answer 3

みなし残業と残業代100%支給じゃないですか？
みなし残業は月間何時間までは固定給内に含まれる。
例えば、月残業40時間までは給料内。
超えた分は残業別途発生。

残業代100%支給は
残業した時間は全部残業代別途発生。

みなし200時間なんてありえないし、そんな時間働かせたら違法もいいところです。
月360時間なんて、休みなしで1日12時間働けって事なので。ブラック超えて漆黒ですね。

Answer 4

残業した分は100％支払いますよ、その支払い方法或いは時間の一部は固定残業代ですよ、という意味だと思います。