解決済み
現在、引越しサービス業の正社員として働かれている方に質問なのですが、引越しサービス業での正社員として働かれる上で、仕事に対しての将来性や安定性、また、不安などはどのようなものなのでしょうか? 生涯を通して働いていける職業なのでしょうか?
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引越会社の正社員には主に二つの職種があります。ドライバーと営業マンです。営業マンは頑張れば営業の責任者や支店長等へのキャリアアップも可能ですし、ある程度の安定性や将来性もあると思えます。反面、ドライバーは会社によって待遇面に雲泥の差がでます。大きく分けて3つのタイプの引越会社があります。 A.テレビコマーシャルをガンガン流し、知名度抜群の会社 B.老舗の大手運送会社(上場会社)のやっている引越部門 C.テレビコマーシャルをやっていない地域密着系の小規模な引越会社 おおよそ上記のうちいずれかに当てはまると思います。Aのタイプはいつでもどこでも年がら年中、正社員やバイトを募集しています。それだけ離職率が高いのです。一般家庭をターゲットにしているため競争も激しく「安売り合戦」しかできませんので1日2~3件の引越をやらなければ利益が出ません(1人のドライバーがということです)。朝は6時代に出勤という場合も多いです。 Bのタイプははっきりいって現在は正社員募集は少ないかもしれません。しかし待遇面はAと比較するとかなり上になります。まず、 会社に歴史があるため全国の名だたる企業を顧客に持っています。このため一般家庭相手のような相見積もりとかはなく安売り合戦に走りません。企業の転勤や大規模な事務所移転などが主な仕事です。しかも1日1件だけの作業が原則ですのでAのように帰りが夜中になったりというのは少ないと思えます。また、労働組合がある場合がほとんどなので労基法違反というのもほとんどないと言えます。60歳で定年後もドライバーや助手を続ける人もたくさんいます。 もうひとつ大きな特徴としてドライバーは運転と荷台での積み込みだけで、お客さんの部屋のなかとか階段を走り回るということもありません。やってみると分かりますが、この違いは大きいですよ。特に体力的に・・ 最後にCですが、小規模であるがゆえに会社によってさまざまです。タイムカードもない。朝礼もない。賞与もない。という本当にいいかげんなところから、逆に小規模ゆえに家族的で長く続けられる会社もあります。 特筆に価するのは、もしお客さんの家財や家屋を破損させてしまった場合、Aのタイプはほぼ自己負担(弁償)というスタイルをとり給与から損害額を天引きされます。3~4人のチーム作業なので頭割りをし負担をします。 一方Bのタイプは全額会社負担または荷物保険適用が通例です。(Aの場合、離職率の高さの原因にもなります) 私はA、B、Cすべての会社を経験していますので、あくまでも主観ですが引越会社を選ぶならなるべくBのタイプ、またはCのタイプで家族的なところをさがすのがベストだと思います。 または、Aのタイプしかなければ営業として入社してみるのもひとつの手ですね。(営業といっても現場もやらなければいけませんが・・) あなたの健闘を祈ります!!
なるほど:1
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