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公務員試験の特別区の過去問です。

公務員試験の特別区の過去問です。経済の問題です。答えは4番です。 解説がないため、選択肢の1番、2番、3番、5番のどこの部分が誤りなのかを教えて下さい。 よろしくお願いします。

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    こんばんは。 分かる範囲で回答します。 間違っていたらごめんなさい。 1番はディマンド・プル・インフレーションの説明になります。 キーワードとしては「需要が供給を上回る」ことによって発生するインフレーションであるという点です。 単純に、商品の数よりもそれを欲しい人の数が多いので、必然的に商品の値段が上がるよね、というシンプルな話です。 覚え方としては、重ねてになりますが「需要が供給を上回る」というキーワードが出た瞬間、ディマンド・プル・インフレーションだ、となります。 2行目以降の、第二次石油危機の話なんてぶっちゃけどうでもいいです。 2番はコスト・プッシュ・インフレーションの説明になります。 別名「費用インフレ」とも言いますが、公務員試験ではこちらの名称で出題されることはあまりありませんね。 内容としては供給側において、原材料費や賃金などの費用(コスト)が上昇することよって、発生するインフレーションになります。 よく例に挙げられるものに、1973年の第2次石油危機があります。石油の価格(原材料費)が高騰したことで、関連する工業製品の生産費が上昇して、国内の物価が大幅に上昇したことがありました。 コスト・プッシュ・インフレーションの典型的な例と言えますね。 3番は多分ハイパー・インフレーションの話をしています。 短期間に物価が上昇する現象。だけでは判断が難しいところですが、具体的には物価が年に何十倍にも膨れ上がるインフレーションのことを指します。 主に戦争や社会不安によって、通貨に対する信用が損なわれたときに起こると言われています。 4番が正解ですね。 スタグフレーションの説明になります。 スタグフレーションとは、景気が後退しているのにもかかわらず、物価の上昇が進行している現象のことを指します。 景気が悪いのに、物の値段だけ上がるなんてなんとも理不尽な話ですね。 余談ですが、どうやら「停滞」を意味する「スタグネーション」と、「物価上昇」を意味する「インフレーション」の合成語だそうです。 5番はギャロッピング・インフレーションの話ですね。 キーワードは「年に数十パーセント」という部分です。 先程のハイパー・インフレーションも含めて、年にどれだけ物価が上昇するかで、3種類のインフレーションに大別されます。 「年に何十倍」も上昇するのが、ハイパー・インフレーション 「年に数十パーセント」上昇するのが、ギャロッピング・インフレーション 「年に数パーセント」上昇するのが、クリーピング・インフレーション それぞれ、上昇率と名前をリンクさせて覚えておくのが得策ですよ。 こんな感じでどうでしょうか。 私は経済学部卒ではありませんので、詳しい説明は出来ませんが、公務員試験的にはこの程度の知識で十分だと思います。 間違っていたらすみません。参考になれば幸いです。

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