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秋元康さんのように、アイドルをプロデュースしたいです。

秋元康さんのように、アイドルをプロデュースしたいです。カテゴリとしては、音楽プロデューサーということなのでしょうが、私は楽器ができません。触ったことすらありません。しかし、作詞をしたり全面的なプロデュースに携わりたいです。 「無理」という言葉は置いておいて、楽器ができなくてもなれますか? 現在高校生で、大学は音楽とは全く関係ないところに行く予定です。(家庭の都合上、テレビ関係などの大学は禁止されました) 大学生になって、ラジオ局などでアルバイトをして地道に脚本などを書いてコンテストに応募したりして、もし才能が見出されれば作詞家さんたちとのコネクションもできるのでしょうか…。

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    おお… 秋元康さんは、日本芸能界における、唯一無二の存在です。 1980年代後半から現在までの 日本のアイドル産業の多くの部分は、 彼が枠組みを作ったと言っても過言ではありません。 秋元康さんがすごいのは、 昭和末期~平成の時代の流れを読み取り、 その時代に大衆が求めるアイドルの姿を ずばりと読み当てたことです。 それが、 「たとえ歌や踊りは下手でも、 クラスに一人か二人はいるような可愛い子が 一生懸命に努力して成長する姿を見せる」 というコンセプトです。 そういう子を集めて、 今のグループアイドル全盛期を作ったのです。 ただし、 秋元さんが開拓したそんなアイドル市場は、 今や転換期を迎えています。 今の若者の関心は、 秋元プロデュースのアイドルより、 歌やダンスのスキルが高いK-POPアイドルに向いています。 秋元さんはそろそろ、 時代のニーズを読み切れなくなっているのかもしれません。 さて。 あなたが将来アイドルをプロデュースしたいのなら、 あなたには何が必要かというと、 「時代の流れと大衆の好みを先読みする力」です。 楽器ができるかどうかなんて全く関係ありません。 音楽面については、コンセプトだけを決めて、 音楽のプロに下請けに出せばすむことですから。 秋元さんは、 グループアイドルというコンセプトがなかった時代に、 多人数のグループアイドルという分野を切り開きました。 その分野が今、消費者に飽きられて、 制度疲労を起こしつつあるのなら、 次に時代のシンボルとなるのは、どんな形態の歌手なのか。 あなた自身が考えなければなりません。 あなたが秋元さんのようになりたいのですね。 でも、それが、 「秋元さんのようにアイドルをプロデュースしたい」 という目標なら、 あなたは間違いなく失敗します。 あの秋元さんですら、 今や限界に突き当たっているのですから。 あなたが秋元さんのようになりたいのなら、 「秋元さんのような時代の旗手となりたい」 という目標を持つべきです。 そのために、大学時代には いろいろ試行錯誤してみるのがいいでしょう。 大学で音楽を学ぶ必要はありません。 むしろ、経済とか社会を学ぶ必要があるかもしれません。 新たな時代の流れを読むためには、 過去の時代から学ぶ必要があるからです。

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