警察署で働く人たちの業務の中で、所謂書類作成などの事務作業・電話対応は誰の仕事ですか？どの階級の仕事ですか？ そこ…

Question

警察署で働く人たちの業務の中で、所謂書類作成などの事務作業・電話対応は誰の仕事ですか？どの階級の仕事ですか？

そこそこの階級の人でも書類作成などをすることはありますか？

Answer 1

警察の仕事は、書類作成に始まり、書類作成に終わる。交番勤務の地域課員を除き、勤務時間の大半が「書類作成」。残業しなきゃならないのも、上司から「書類」のダメ出しを何度も食らうから。

例えば、容疑者に対する刑事手続きに当たる捜査員は、容疑者から聴取し「員面調書」を作成する。強制捜査の必要が迫れば、裁判所に提出する逮捕令状、家宅捜索令状、差し押さえ令状など、一連の「お札」の請求書を作成する。

刑事課員がそれらを作成したら、係長が見てダメ出しし、手を加える。それを課長が見てさらにダメ出しし、手を加え、内容が元に戻る。それを署長が見て、「こんなんじゃ公判維持できんだろ。検察が受け取ってくれん」と、さらに手を加える。

結局、容疑者の供述と矛盾した調書が出来上がり、公判維持できなくなり、検察官に署長が怒られる。署長に課長が怒られる。課長に係長が怒られる。係長に課員が怒られる。

警察署の代表番号（末尾0110）を受けるのは、警務課。たいてい、同じ部屋に、副署長の執務席もある（署長室は別に独立してある）。

警務課の下から順番に取っていく。「警察官」とは限らない。警務課では、「事務職員」も勤務している。

警務課には巡査が少ない（巡査はたいてい地域課で交番勤務）ので、警察官の場合は、巡査長か巡査部長が取る。

「刑事課」など、各課の直通番号は公表されていないので、そこに掛けてくるのは関係者のみ。通常は、代表番号から内線で回ってくる。

各課の直通番号は、たいてい課長席で鳴る。しかし、課長は取らない。下っ端の課員が、自席の「警電」で代わりに取る。

旧い署庁舎では、課長席の電話が鳴ると、デスク上の赤いランプがチカチカ点滅してた。急報を示すため。

おれら新聞記者は、直通の番号に掛けることを禁止されてた。その見返りに、課長の携帯電話番号を教えてもらってた。

「警電」を使えば、どこからでも「内線」扱いでつながる。北海道警稚内署の刑事課長席から、沖縄県警八重山署石垣空港警備派出所にもつながる。番号をプッシュしてもいいし（最大６ケタ）、交換手を通してもいい。

おれらは、いけ好かない相手に、県警記者クラブから、末尾「0110」の発信者通知でよく電話し、ビビらせていた。

Answer 2

署というか、部に寄ると思う。

自分は警察と近い系列で働いているのですが、うちの部は、基本的に電話番は新人が担当しています。でもトイレ等で席を外れた時は別の人が代わりに出ています。