解決済み
今日NHKで船の貨物の仕事を特集してました。若者が半年以内にみんな辞めてしまうと嘆いていました。
今日NHKで船の貨物の仕事を特集してました。若者が半年以内にみんな辞めてしまうと嘆いていました。仕事条件が ・初任給35万 ・連続3ヶ月の乗船後１ヶ月休み ※↑の条件は船の法律で合法。 これみて若者が辞めてしまうのは無理ないなと思いました。 理由は 3ヶ月の連続仕事ということは船員の食事を作ったり、共同生活を余儀無くされるのでプライベートな空間、時間が希薄であること。これにより、寝る時間含め、会社都合による24時間拘束が成り立つ。つまり１ヶ月728時間労働となる。それが3ヶ月続けば気も狂うでしょう。そんな過酷な環境に対し、月35万はあまりにも安すぎる、休みも１ヶ月は少ないと思いました。 総括すると 就寝時間、休憩時間も拘束時間で考えると ・時給480円(月35万) ・年間休日91日 ・月平均残業時間556時間 スーパーブラック企業ですね。こう考える若者も少なくないと思いますよ。
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回答（6件）
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他の方が言われてる年末年始や夏季休暇だったり、労働時間が組合で制限があるとか、司厨員がいるとか、船員が十数人なんていう内航船会社はほんの一握りでしょう。 20年以上前から人手不足と言われている様な内航船の小さな会社は質問者さんが思われている様な過酷な環境に近いと思います。 航海当直や荷役、荷役準備、飯の準備や船体や機関整備などを少人数で行う為に一人当たりの負担と危険度が増えています。 陸で若者が当たり前のように過ごしてる日常、例えば友人と遊んだり飲んだり、彼女とデートも難しいわけです。そもそも出会いがないので彼女できません。 3ヶ月って事は季節の１つを丸々船内で過ごす事になりますし、盆正月も関係ありません。 車の免許更新や長引く歯の治療も調整が必要です。 今はネットがある程度出来るので、社会を知らない浦島太郎はなくなりましたね。ネット使ってビデオとかも観れるし。 いい事といえば、通勤が無い、衣食住はタダ、給与は丸々使える。 金を貯めるにはいいかと思いますよ。 多少高くても欲しい車とか家は買えると思います。 ちなみに私は給与は20万円代でしたけどね。35万は中堅クラス。 以上、ギプアップした元内航船員でした。
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ご質問者さんのお考え方を否定するわけではないですし、 現に今のワークバランスにマッチしていない事から、 若者の離職率が高いのは事実ですからね。 ただ、そういう働き方が良いって人もいない事は 無いですし、ちょっと昔までは、その働き方に あこがれる人も少なくはなかったんですよ。 3ヶ月働いて1ヵ月お休みで、休みが少ないと 言われるかもしれませんが、実際問題で考えてみてください。 普通のサラリーマンで会社にもよりますが、年間休日は120日 程度です。下手なサービス業ですと115日とか118日なんて ところもあります。3ヶ月働いて1ヵ月休みという事は、 1年間で3か月間休みがあるという事になります。 1ヵ月平均して30日ですから、そうすると30x4=120日の 休みなので、年間休日日数は普通のサラリーマンと全く 変わりありません。 他にも会社によって違いますが、自分が過去働いていた 船会社2社は他にも夏期休暇も年末年始の正月休暇も ちゃんとありましたので、実際には年間130日程度の 休みでしたね。 船上勤務は3交代制で1日の労働時間は7.5時間勤務と 決まっており、それを超える場合は船員組合が大変強いので、 雇い主側の船主は半ば言いなりの感じです。 後、船員の食事とありますが、船会社と一重に言っても 本当に様々で、例えば、業種は違えど、小売りでも 町の家族経営の様な洋品店もあれば、同じアパレルでも ユニクロのような大手のファーストリテールもありますよね。 で、そういった会社の規模によって船の船級も待遇も 全く違うんですよ。 自分が居た船会社の船は最低でも船員は8名以上、 平均して15名～24名程度の船でしたので、船員が 食事の準備をすることなんてありません。 司厨長とスチュワート（小さな船だと司厨長のみ）が 乗船していて、彼らが船員の食事全般の世話をしますよ。 給料は少なくとも陸上要員よりはずっといいですね。 年々、最低時給があがって初任給も更新されているので、 一概には言えないのですが、自分が新卒の時の初任給は 額面で21万。かたや船員は初任給の額面で32万でした。 実際、毎月11万の給料の差があったんですね。 更には食費、制服（作業衣等）はタダで、勤務中は 船員の部屋はタダですから、自衛隊と同じで衣食住が タダの状態で、更に額面で32万円貰えていたので、 勤務こそ、3ヶ月連続などではありましたら、代わりに 1ヵ月間フルに休みですから、多くの船員さんは気楽に ヨーロッパ旅行や長期休暇で旅行に行かれていましたね。 あ、遅ればせながら、自分は船員ではなく、 仕事は船長に船の行き先を指示したり（配船業務）、 船員の上下船の手配や休暇、そのほか必要な船用品や 海図、食料品などの雑務の手配を行う、普通の会社で 言えば、総務的な仕事をしてきました。 で、船員さんの給料ですが、実際、昇進して キャプテンになると内航船のキャプテンでも年収は800万 ～1000万程度で、大型船のキャプテンですと1000万～1200万 程度は貰えていましたね。 なので、キャプテン引退後、陸に上がってきた 仲の良いキャプテンなんかと話をすると3人のお子さん 全員を大学に行かせた上で、皆に1軒ずつ家を建ててあげた とか、どこそこに別荘を持っているとか気前の良い話を よく聞かされましたよ。 外航船の会社でも働いていたことがあり、この場合は 殆ど、船員はフィリピーナか韓国、ミャンマーでした。 （ほら、先日、中東でランチャー攻撃を受けた あのタンカー会社です） 特に仲良くしてもらっていた船員さん達はフィリピーナですが、 それでもキャプテンは日本円に直して年収600万～700万は 貰えていましたので、フィリピンでは超、超高給取り。 キャプテンの運転する車でスピード違反で警察に止められても 「俺はキャプテンだぞ！お前、何処の所の者だ！」と 身分証を示して怒鳴ると警官が直立不動で敬礼をして 問答無用で通してくれましたね（フィリピンでの話です）。 まぁ、本当に仕事は大変ですし、辛いでしょうから、 ご質問者さんを一切否定するつもりはありませんが、 金になるのと、日ごろ休みは貰えなくても、長期の休みが まとまって一気に貰える生活、衣食住がタダなので、 自衛隊のように金が溜まる生活にあこがれる人もいるんですよ。 ご質問の趣旨とはずれるのですが、下記、仲の良かった チョッサーさんが作ったサイトで、船の事が分かりやすく 書かれていますので、読んでみると面白いですよ。 http://wareraumizoku.com/index.html
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貴方の主張は90％正しい その証拠に若年層が船員にならないし、半年で辞めていく どんな屁理屈述べても、貴方の主張が正しい証拠です。 誤解もあります。 時給480円 これは間違いです。 35万円÷30日÷24時間で計算してますよね？ 休暇中も給与が出ます。 乗船手当等が無いので手取りは下がります。 24時間勤務ではなく、交代勤務です。 実労働時間は11時間～13時間 これだけでブラックと言えばブラックです。 荷物を待っている時間や 荷物を卸している時間が休憩時間になる船もあります。 これらを加味すると時給は1,000円程度には成ります。 いずれにしても 前近代的な方法で雇用を使用としている船主の責任です。 貴方の言っていることに90％同意します。
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