人事担当者・採用担当者・キャリアカウンセラーの方等に質問です。

Question

人事担当者・採用担当者・キャリアカウンセラーの方等に質問です。アメリカなどでは、転職して多くの会社や職場を経験しているとそれだけキャリア・経験がある人と見られるそうですが、
日本では、あまりいい印象を与えませんよね。

これっていったいどうしてなんですか？

企業が経験社数の少ない人材を採用するメリットを教えて下さい。

＊回答の際には、(差し支えない範囲で)肩書を教えて下さい。

Answer 1

採用経験者です。
現職はＲ＆Ｄ関係のマーケティングをしています。

日本は以前終身雇用制があり、その風習が根強く残っています。
転職は日本ではこらえ性がない、条件次第で転職する尻軽のイメージがあります。
更になぜ転職者を嫌うかというと、転職する際に顧客情報や企業知識も持って出てしまうからです。
いわゆる知的財産の流出です。
アメリカなどで転職者が喜ばれるのはこの知的財産を持ってくるから喜ばれるのです。
日本は知的財産や個人情報への知識と訴訟が甘く、
個人の性善説に頼っています。

によって転職を繰り返す人は信用ができない（企業情報の持ち逃げをしかねない）と見られるのです。
あと日本社会は個性より協調です。
嫌なことがあるとすぐやめる＝協調性がないと嫌われます。
トータルすると個人を信用して初めて重要な役職や年収を与える日本の社会では、
実力があっても信用できない転職回数の多い人を採用したがりません。