このニュースについて質問です。 麗澤瑞浪中学高校（岐阜県瑞浪市稲津町萩原）は７日、中学の教員免許を持っていない男性教諭…

Question

このニュースについて質問です。
麗澤瑞浪中学高校（岐阜県瑞浪市稲津町萩原）は７日、中学の教員免許を持っていない男性教諭（３２）が４月４日～７月３日の間、中学３年の１クラス２１人に数学の授業をしていたと発表した。男性は高校の数学の教員免許を所持しているが、中学生に授業をする資格はなかった。

今僕の学校では、音楽の先生が病気になり、音楽の授業時間に数学の先生(おそらく音楽の教員免許はない)が音楽の自習ということで音楽の授業をしています。
急な場合は、免許のない先生が音楽の自習なんてありなんですか？
ある場合、どんな免許で授業できるんですか？
また、万が一、あり得ないことなら、教育委員会に発覚後に補習とか必要になるのでしょうか？
２ヶ月が経ちます。

Answer 1

まず、教員免許が必要なのは教科指導を行う場合に限られています。

このため、例えばホームルームとかの時間や、体育祭や文化祭などの時間などは"教科"では無いので教員免許は無くてもＯＫです。
ちなみに総合学習についても教科では無いので、免許が無くてもＯＫです。

さて・・・
実は教科指導でも、教員免許が無くても良いんです。

1年未満の期間、つまりは数週間～数か月の指導をする場合には、特別非常勤講師制度でと言って、その教科の内容に詳しい人であれば免許が無くても良い事になっています。
ただし、この制度を使用すると教育委員会で手続きをしなければなりません。

逆に1年間になってしまう場合には、免許外教科担任制度という仕組みがあります。
これは同じ学校種の別の教科の免許を持っている人に限り、最大で1年間に限り、他の教科についても指導出来るという事になっています。
ただしこちらも制度を使用する場合には教育委員会で手続きをしなければなりません。

また1年を超える場合には、最大3年間までに限りますが、臨時免許制度という物があります。
これは教員免許を持っている人がどうしても確保出来ない場合に、免許を持っていない人に対して3年間限定の教員免許を授与する仕組みです。
この方法の場合、一時的に教員免許保持者になるという事になります。

質問者様の学校の数学の教員が、特別非常勤講師でも、免許外教科担任制度でも、臨時免許でも、どれにも該当しない場合に限り、確かに補習等が発生する可能性はあります。
ただ数学の免許を持っていることから考えると、免許外教科担任制度か、来年まで引っ張る事を想定していれば臨時免許制度でしょうね。

ちなみに報道によると、法令を誤認していて申請を忘れていた。という事が報道されているので、上記の3つのどれも手続きをしていない状態で授業が行われていたっていう事になります。
逆に言うとと、どれか1つでも手続きがされていれば問題は無かったという事になります。

とりあえずは仕組みとしてはそんな形だと思っておいて下さいね。

Answer 2

免許外教科担任制度とか、特別免許とかで正当な手続きを踏んでいるだろうから大丈夫。