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管理会計 連産品 連結原価の按分について 正常市価を基準として連結原価を配賦しろという問題があったため、 生産量…

管理会計 連産品 連結原価の按分について 正常市価を基準として連結原価を配賦しろという問題があったため、 生産量×正常市価を用いて按分しました。 しかし、解答では、 生産量×正常市価-分離後個別加工費 を用いて按分しています。 正常市価を基準とする場合は、見積正味実現可能価額で按分するのですか? 「市価基準」=「正常市価基準」と書いているサイトもあれば、 「正常市価」=「見積正味実現可能価額」と書いてあるサイトもあって、分かりません。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    一度、原価計算基準29(連産品の計算)というところをご覧いただけたらいいと思いますが、そこには、 「連産品の価額は、連産品の正常市価等を基準として定めた等価係数に基づき、一期間の総合原価を連産品にあん分して計算する。」 となっており、さらに、 「連産品で、加工の上売却できるものは、加工製品の見積売却価額から加工費の見積額を控除した額をもって、その正常市価とみなし、等価係数算定の基礎とする。」 となっております。 ここで、注目していただきたいのは、 「加工の上売却できるものは、加工製品の見積売却価額から加工費の見積額を控除した額をもって、その正常市価とみなし、等価係数算定の基礎とする。」 ということです。 基準によりますと、連産品とは、同一工程において同一原料から生産される異種の製品であって、相互に主副を明確に区別できないものをいい、原価の本質(原価は、経営において作り出された一定の給付に転嫁される価値であり、その給付にかかわらせて、は握されたものである。)からすると、『同一原料から生産される異種の製品であって、相互に主副を明確に区別できないもの』であるがゆえに、どの製品にどれだけのコストを配分すればよいかということが問題となります。よく、参考書に事例とあたっているのが、お肉の事例で、お肉をさばいていると、その結果として、いろんな部位に仕上がるわけです。この各部位へのコストの配分の仕方に困るのですが、そこで出てくるのが、『負担能力主義』という考え方で、基準の「連産品の価額は、連産品の正常市価等を基準として定めた等価係数に基づき、一期間の総合原価を連産品にあん分して計算する」という考え方なのですが、ここの正常市価等でもって按分した場合、正常市価等が高い製品により多くの原価が按分され、個別加工費について考慮外となってします(個別加工費をかけて更に加工を進めたので、正常価額等が高くなった)。そこで「加工の上売却できるものは、加工製品の見積売却価額から加工費の見積額を控除した額をもって、その正常市価とみなし、等価係数算定の基礎とする。」ということになりますが、学者先生によっては、個別加工費だけではなく、販売するにかかる個別販売費の見積額をこの正常市価等の額から控除するとしているものもあり、「個別の加工費・販売費の見積額を正常市価から差し引いた金額」としているものもあります。 さらに申せば、基準では「正常市価等」となっており、『等』ということから、消費した原料の重量を基準にしてもええよということにおり、原則的な処理を押さえたうえで、出題委員対策によって、様々な計算パターンを学んだのを記憶しております。 今でも、その計算パターンのレジメが残っていますが、あまりいろんなパターンに接すれば、余計に混乱するので、原則的な処理だけでということになります。

  • >生産量×正常市価-分離後個別加工費 これですね。分離点での原価を按分したいので、分離後の加工費の影響は取り除いているわけですね。 でないと、分離した後にお金をかけて加工すればするほど、按分される原価はそちらの方に偏っていきます。分離時点までにかかった原価は、そのあとにかかった加工費は関係ないのにです。それっておかしいですよね。

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