解決済み
輸出入貨物を取り扱っている物流会社の中で土日祝や年末年始がお休みの会社も多々ありますが、外国からの船は盆暮れ正月休み関係なくやってきますが、どのように対応しているのですか?
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コンテナであれば、コンテナヤード内は保税地域と言って 日本でなく「海外」という扱いになるので、そこにコンテナを おいて週末明けや祝日明けまで保管されます。 というのも、日本税関(通関)は公務員でお休みなので、 コンテナを船から降ろしても通関が切れないから、元々搬出 することが出来ないんですよ。 でも、実際にはコンテナを船から積み下ろしをする ガントリークレーンのオペレーターや降ろしたコンテナを ステラドキャリアという特殊車両で積み上げるオペレーターや 船が入出港する管理をする港湾作業人や検定人などは会社が 「土日・祝日休み」をうたっていても実際は交代制で出勤して いるのが現状です。 それでも、マシなんですよ。交代制で休みが取れていますし、 必ずしも船が週末に入出港するわけでもありませんし。 余談ですが、韓国の釜山港などは24時間365日開港 で、週末も税関がやっていますから、そこで働く人は大変でしょうね。 でも、それをすることによって、明らかに工業や産業が遅れていても 船会社からすうと24時間365日開港しているのは燃料の補給基地や 修理修繕、中国や欧州などに大型船に乗せ換える乗り継ぎ拠点として 便利極まりなく、その結果、日本の主要港は韓国の港に完全にまで 敗北しています。 自分もよく、港湾現場監督官としてコンテナ船ではありませんが、 タンカー船の立ち合いに行きましたが、土日に船が付くと休みが つぶれるので、ほんと「台風でも来て曜日がずれろ!」って 祈ったものです。一番最悪だったのは12月27日くらいに接岸予定だった 船が時化と年末の混雑で接岸が遅れて31日になり、更に出航が翌日の1月1日で 初日の出を船の甲板の上で眺め、朝出航後、誰一人と乗っていない港の 乗り合いバスに運転手と二人っきりで寂しく揺られた思い出があります。
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