女性が看護師を目指すのは、 食いっぱぐれがないという理由が 多いでしょうか？

Question

女性が看護師を目指すのは、
食いっぱぐれがないという理由が
多いでしょうか？

Answer 1

元大学職員です。
女子高校生の進路で人気なのは、順不同で、
１、保育士、幼稚園教諭
２、栄養士、管理栄養士
３、看護師
４、教職

この４つが飛びぬけています。

１については、公立に就職するか私立に就職するかで待遇が大きく変わります。私立では、ほとんど給料が上がりませんが、公立だと自立して生活できるくらい稼げるようになります。

２、栄養士、管理栄養士については、飽和状態で資格を活かした就職が少し難しい状況です。養成校は厚生労働省が管理して、人数も絞ってはいるものの、やはり就職先の絶対数が少ないのです。

３、看護師は引く手あまたです。まさに食いっぱぐれがありません。しかし、それだけの理由で勤め続けられるほど甘い職場ではありません。配属される病棟によっては患者さんの死に直面しますし、夜勤も避けられません。

４、教職は大学での資格取得+都道府県の採用試験を突破しなければなりません。

女性は一般企業への就職が、男性に比べて厳しいのです。
総合職での採用は男性優先の企業が多いので。結婚を理由に離職されるのを嫌がるんですね。

そういうこともあって、資格取得の進路を選ぶ女子が多いのが現実です。