解決済み
伝統産業(工芸)に指定されればその産業は衰退している明かし。残念なことです。 しかし、その分野でも京都に関することはやや恵まれている。その職種が細分化されている点にもあります。 それぞれの工程で他とのコラボも可能なので幅広く物造りができている。 回答をされている。京鹿の子について、認識の間違いや誤解もあるので投稿しました。 京鹿の子、これは絞りの着物をイメージしてください。大きな山の絞りや細かな山の絞り、などさまざまでそれぞれ分担された職人がおられます。 工賃については、その分野ごとに加工がされれば支払われます。数年賃金が払われないかのごとくの話はありません。 また、刺繍などは別の分野の仕事、鹿の子絞りは、絞りの技のみです。確かにトータルでいえば製品が発注先に渡るまで一年かかるものもありますが工賃は支払われています。 間違ったコメントは誤解を招きます。伝統産業の従事者として一言いわさせていただきました。
なるほど:1
こんにちは。 全部の分野はよく分かりませんが、京鹿の子絞りはかなり深刻そうです。これは、西陣織や京友禅よりもっと古い歴史がありますが、それらよりもっと手間暇がかかります。 布に細かい刺繍を施して、それから染め上げるのですが、一枚仕上げるのに数年かかります。代金は作品が完成してからの受け取りだそうです。 修行中の職人さんはアルバイトしないと食べていけないそうです。 京繍も最近やっておられる人は少ないと思います。 西陣織も低賃金で有名ですが、それなりの人数の方が従事されておられます。 清水焼きは心配ありません。清水寺の近くに公的な養成機関もあります。 京扇子は大丈夫ですが、京うちわのほうが絶滅寸前です。近年、深草うちわが復活しましたけれどね。 あとは、京人形のうち、伏見人形はもうすぐ終わります。もう、窯元が一軒しかありません。伏見人形の窯元「丹嘉」は現在、七代目が継いでおられます。いちおう、息子さんに一通りの技術は教えこんでいるそうですが、継ぐかどうか微妙です。昔よりかなり売り上げが落ちていますので。嵯峨人形、加茂人形はもうなくなっていますので、京人形も御所人形だけになるでしょう。
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