会社を退職後、健康保険に加入しますよね。 『協会けんぽの任意継続』か『国民健康保険』という選択があるかと思うのですが…

Question

会社を退職後、健康保険に加入しますよね。

『協会けんぽの任意継続』か『国民健康保険』という選択があるかと思うのですが、どちらも内容は大して変わらないですよね？だとすると、人間、単純に安いほうに加入という心理になるかと思うのですが、思わぬ落とし穴とかあるんですか？

Answer 1

あのね、この選択肢は有るのは、歴史的事情なんです。

昔は、どの健康保険かによって、自己負担率が違ったのです。
http://www.yasuhiro-tsuji.jp/jikohutan.pdf
（ちょっとわかりにくい図ですが、他に見つからず・・・）

高齢者以外が３割負担に揃ったのは、平成15年度からです。
それ以前は、基本的に国民健康保険が一番自己負担率が高かったので、協会けんぽ（当時は「政府管掌健康保険」）などの「任意継続」を選んだ方が、断然有利だったのです。それ故、ほとんどの退職者は、任意継続を優先しました。（勿論、家族との関係などで国保を選んだ人もいました、）

３割自己負担に揃ってからは、「任意継続」のうまみが少なくて、個々人の保険料を算出し比較するぐらいしか、選択理由がなくなってしまったんですね。

Answer 2

『協会けんぽの任意継続』なら扶養家族がいても保険料が変わりません。
『国民健康保険』は『扶養』がなく、同一世帯員分の保険料がかかります。
あと、国民健康保険の保険料は地域差があります。