解決済み
転職のタイミングについて(資格の取得前、取得後) 現在、有形商材の法人向け営業職に従事している30歳男です。 この度、不動産業界に転職する事を決めて活動を始めております。 そこで、今年宅建士は必ず取得する予定です。(合否発表が11月30日頃です。) 今の段階で転職活動をするよりも、宅建を取得後に活動をした方が 企業様の選択肢の幅、また企業様のレベルなども選択し易くなりますでしょうか? (極力、大手様を狙ってはおります。) 年齢的にもこれ以上重ねる前に決めたいというのが本音ではあります。 どちらがお勧めでしょうか。ご教授お願い致します。
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前職時代は、不動産営業の仕事をしていました。 私の場合、やはり宅建を取得したのちに転職活動を始め、そして、東証1部上場の不動産会社へ行きました。 25歳から26歳の頃でした。 重要事項の説明や売買(賃貸も同様)契約時、有資格者でないと契約書類に記名押印出来ないので、合格してから転職活動を始めたらよいかと思います。実際には、私の場合、実務経験がありませんでしたので、実務に代わる講習を受け、その後、さらに登録講習を受け、都道府県に登録し、宅建の資格者証が届いたのは、4ヶ月程かかったように思います。 合格していれば、講習等は大手企業なら会社負担で受けさせてくれるかと思いますが、取引士証まで持っていましたら、採用決定→即、取引士として働けますので、待てるようであれば取引士証まで手に入れたのち、行動しやすいと思います。 それ以前は、1年間だけ、ハロワで見つけた個人の税理士事務所にいました。 税理士事務所へ行く前は、パチスロ店や結婚式場、ショップ店員、工場作業員、中華料理店等でフリーターをしていました。 フリーターをしていたときに、バイト仲間から簿記というものを聞いて知りまして、会社の儲けや損が分かることに面白さを感じたところから、人生も変わっていきました。 お金も無かったので市販本で勉強して、6月に日商簿記3級を取得し、11月に日商簿記2級と全経簿記1級を取得、そして税理士事務所へ行き、翌年3月に建設業経理士2級を取得。しかし、バイト掛け持ちの頃のほうが所得が多く、「やりたい」仕事には就きましたが、家賃を払って生きて行くのも厳しい状態となり、「やっぱり、お金だ」「お金が大事だ」と強く思い、稼げる業界を探し、宅建を申込で10月に受験・合格して、税理士事務所は辞めて、大手不動産会社に転職しました。 20代後半で店長まで経験しました。総支給額で月50万円以上、賞与は成果も含めて多い時には数百万円ありました。 確かに、宅建を取り、宅建資格をフルに活かせる、不動産業界でも大手企業に行きますと「稼げる」のは間違いないです。 ・〇〇の資格が無いと、〇〇の業務が出来ない ・〇〇の有資格者が一定数(宅建の場合、1営業所5名に1名)いないと営業出来ない という、独占業務・必置資格であればあるほど、有資格者は重宝されます。 ですので、たかが資格ですが、されど資格ですね。 簿記や宅建は1回の試験で合格しましたが、不動産業界に入って受験して1回落ちた資格があります。それは、管理業務主任者です。 2回目で合格しましたが、やはり、朝から深夜まで働いていると、なかなか資格の勉強など出来ないものでして、1回目は惜しくも1点差で落ちてしまいました。 分譲マンションを販売している大手ディベロッパーの社員は、宅建と併せて、管理業務主任者も取得しています。 それは、分譲マンションの販売の際に、購入後の管理(管理組合)の話も出来るほうが、信頼されるからです。 不動産業は大きく分けて、宅建業とマンション管理業の2つに分けることが出来ます。宅建業での必須は宅建士で、マンション管理業では管理業務主任者となります。管理業務主任者も、重要事項の説明、管理組合との受託契約書は有資格者でないと出来ません。さらには、総会時に主任者証を皆さんに見せたのち、有資格者がマンションの収支関係から設備状況、修繕案等を話していきます。 宅建同様に、資格者証を見せなかったら、過料10万円だったかと思います。 あとは、どちらにも必要なものとして、損害保険募集人資格(損保資格)です。これは、必ずどこの不動産会社でも入社すると取得させられます。 25歳手前の24歳の頃、運転免許しか持っていなかった私ですが、私の場合、簿記で学びに目覚めました。 そして、宅建では、民法を学んだ時に「面白い!」と感じ、興味を持ちことが出来ました。ちなみに管理業務主任者の試験には、非営利会計ですが簿記の試験問題も出ます。それは、分譲マンションの管理組合から修繕積立金を預かったり、管理費を頂くからです。あとは宅建と同じような科目です。 不動産業界に居た頃は、管理業務主任者も主任者証まで持っていました。 ちなみに、マンション管理士ですが、こちらは、名称独占国家資格ですので、独占業務や必置資格ではありません。 調理師が同様です。「調理師」と名乗れるのは国家資格の調理師の有資格者だけです。しかし「料理人」と名乗れば、問題はありません。 ですので、さらに何か不動産系国家資格をと思うのであれば、取得すればよいかと思います。 では、なぜ稼いでいたのに辞めたのか。 それは、体調を崩して入院したことで、ここまでかなと思ったからです。 ここが、不動産業界でも街の不動産屋と大手企業に勤めるとの厳しさ(ノルマ)の違いです。 大手の売買担当は、とてもハードな仕事ですので、身体が持つかどうかも重要になってきます。 6年半くらい不動産業界に居ました。 10年は辞めささない!頑張れ!と本社の部長に言われましたが、持ちませんでした。 今は、地元へ帰り、従業員1,500名程の物流企業で総務職兼経理職をしています。今度は、会社側から、一定数の有資格者の設置が必要な運行管理者(貨物)と第一種衛生管理者の2つの国家資格を取得するように言われて取得し、どちらも資格者証まで持っています。 また、税理士事務所に居た頃は取れなかった税理士試験科目の簿記論と財務諸表論もTAC、LEC、大原等の有名大手の通信講座を使って取得し、日々の経理実務や月次・年次決算から、宅建知識は貸倉庫の賃貸借契約書の作成・締結、損保知識は車両や担当部署の社屋の保険更新手続き、運行知識は運送契約書の作成や行政官庁へ事業計画の変更等の書類作成・提出、衛生知識は労働基準監督署に有資格者として会社側が登録し、安全課の社員と共に担当部署の安全監査を行っています。 不動産業界からは離れましたが、ほぼ取得した資格またはその時の知識の全てを使えるポジションを与えられましたので、居心地も良く、今の会社に居座っています。 給料は下がりました。しかし、総支給額月30数万円はあり、賞与、福利厚生も悪くない(持家や実家暮らしでも住宅手当が出る等)ので、こんなものかなと思っています。 人生には、必ず「これでいいのか」「このままでいいのか」と思うときがあります。私は24歳・25歳の頃でした。 投稿者様も、今まさにその時期が来ているのだと思います。 今、ここが、人生の分岐点ですね。 そのときに、どれだけ必死になってやれるかで、その後の人生は大きく変わることと思います。今、過去を振り返って、あのままフリーターをしてたら・・・と思いますと、怖くなります。これと言って何か取り柄があるわけでもなく、ただ、生活のために働いていただけでした。 確かに、年齢も重要です。気づきは早いほうがよいです。 私は、宅建の試験会場に向かう途中、「年に1回しかない試験」「落ちたら先が無い」と思ってしまい、吐き気と戦いながら会場に向かったのを覚えています。 貧乏はもう嫌だと思いながら試験を受けました。 ですので、資格は取ってからのほうがよいと思います。すっきりした気持ちで、どこにしようかなと選べますので。 宅建を持っていれば、30歳なら、まだいくらでも大手不動産会社へ転職出来ますよ。 取るぞ!という人は大勢います。しかし、資格無しで転職活動するよりも、しっかりと資格を取って動いたほうがよいですね。 私などは、簿記と初めて聞いたとき「ボキ?」と漢字すら浮かびませんでした。また、バイト仲間が仕事の後、いつものように深夜まで遊んでいるのに、ボロアパートに帰って、テキストを読んだり、問題を解いたりしていましたら、「面倒くさい・・・」「今日は眠たいし、もういいか・・・」「辞めようかな・・・」と何度も思いましたよ。 ですが、休みの日には、近くに図書館へ行き、簿記の勉強をしました。 「学ぶ癖づけ」これがしっかりできた者が「合格」を勝ち取るのだと思いましたね。頭脳とか、そういうのはもっと高いレベル(弁護士や公認会計士等)を目指す人のことで、通常の人であれば、宅建等のレベルであれば、必死さとやる気が合否を分けるのは間違いないです。 まずは、足元から固める、です。 転職活動と同時並行で宅建取得はお薦めできませんね。
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